卓球王国 2026年10月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
欧州リポート

ヨーロッパ選手権シングルスはベスト8が出揃う。男子では世界ランキング213位の伏兵がモーレゴードから大金星

 スロベニア・リュブリャナで開催されているヨーロッパ選手権・個人戦は6日目までが終了。シングルスではベスト8が出揃った。(写真:ETTU)

 

【男子シングルス】
●3回戦
F.ルブラン(フランス) 4-2 ラーネフール(スウェーデン)
フランチスカ(ドイツ) 4-3 プツァル(クロアチア)
ドゥダ(ドイツ) 4-1 オラー(フィンランド)
デノドレス(フランス) 4-3 ヨルジッチ(スロベニア)
ハウグ(ノルウェー) 4-2 モーレゴード(スウェーデン)
シェルベリ(スウェーデン) 4-0 ギオニス(ギリシャ)
チウ・ダン(ドイツ) 4-1 ゴーズィ(フランス)
A.ルブラン(フランス) 4-2 K.カールソン(スウェーデン)

 

 男子は前回優勝のA.ルブラン、第1シードのF.ルブラン、王座奪還を狙うチウ・ダンらが順当に勝ち上がる中、モーレゴードが3回戦で世界ランキング213位のハウグに敗れる波乱。ハウグが12-10、11-8、12-10と競り合いながらも3ゲームを連取し、モーレゴードに4・5ゲーム目を奪い返されるも逃げ切って大金星をあげた。

 23歳のハウグは小柄だがキレのある連打を見せる左腕。昨シーズンまではヨーロッパ屈指の名門クラブであるドイツのボルシア・デュッセルドルフに所属するなど将来を嘱望される存在だったが、これまではなかなか結果を残せず。今大会は予選リーグを勝ち抜いて決勝トーナメントへ進み、2回戦ではフレイタス(ポルトガル)をフルゲームで破っていた。準々決勝ではボルシア・デュッセルドルフ時代の同僚・シェルベリと対戦する。

 また、地元で優勝を狙ったヨルジッチもデノドレスに敗れてベスト16で終戦。試合は最終ゲーム9-9までもつれたが、最後は26歳のサウスポーに軍配が上がった。

モーレゴードを下したハウグ

デノドレスは地元Vを狙ったヨルジッチに競り勝つ

 

【女子シングルス】
●3回戦
パヴァデ(フランス) 4-2 ヴィンター(ドイツ)
ザハリア(ルーマニア) 4-2 モンファルディーニ(イタリア)
アブラミアン(ロシア) 4-0 ユエン・ジアナン(フランス)
ハーシー(ウェールズ) 4-3 ポルカノバ(オーストリア)
ハン・イン(ドイツ) 4-0 ククルコバ(スロバキア)
カウフマン(ドイツ) 4-1 倪夏蓮(ルクセンブルク)
ミッテルハム(ドイツ) 4-3 ドラゴマン(ルーマニア)
スッチ(ルーマニア) 4-3 バヨル(ポーランド)

 

 女子は2連覇中のポルカノバが20歳のハーシーにフルゲームで敗れて終戦。第1シードのヴィンターも22歳のパヴァデに屈した。20歳のカウフマンは63歳の倪夏蓮との「43歳差対決」を制して準々決勝へと駒を進めた。ベテランが存在感を見せるヨーロッパ女子にあって、ハーシー、パヴァデ、カウフマンと若手によるヨーロッパ選手権優勝はなるか。

 若手の活躍が目立つ中でさすがの実力を見せているのは43歳のハン・イン。3試合連続4-0で勝利してベスト8へ進出。ベスト4入りをかけてカウフマンと対戦する。

女王・ポルカノバを破ったハーシー

カウフマンは43歳差対決に勝利

ハン・インは堂々の勝ち上がり

関連する記事