大会報道
●女子シングルス準決勝
王曼昱（中国） 6、7、4、‐5、‐8、11 陳幸同（中国）
孫穎莎（中国） 7、5、3、9 范思琦（中国）
チャイナスマッシュ女子シングルスのベスト4は中国が独占し、王曼昱が陳幸同、孫穎莎が范思琦を破り、パリ五輪代表の2人が強さを見せた。
王曼昱対陳幸同の試合は、序盤は王曼昱がバック対バックで先に押し込んでから回り込んでフォアドライブで決める展開で3ゲームを連取。しかし、4ゲーム目になると陳幸同が王曼昱のバックドライブに対応し始めて、カウンターからフォアドライブに結びつけて2ゲームを取り返す。6ゲーム目もお互いに引かずに両ハンドドライブの打ち合いになったが、最後は王曼昱がわずかに上回ってゲームセット。決勝進出を決めた。
王曼昱は強烈なバックドライブからのフォアドライブで陳幸同に打ち勝つ
陳幸同は試合の中盤から覚醒し、王曼昱に引けを取らなかった
もうひとつの準決勝、孫穎莎対范思琦の試合はひとつ前の激戦とは対照的に、孫穎莎の強さだけが際立ち、一方的な展開になった。范思琦は4ゲーム目になってようやく孫穎莎の速さに慣れてきたが時すでに遅し。決勝は孫穎莎対王曼昱という順当な顔合わせになった。
孫穎莎は段違いの強さを見せた
范思琦は日本生命レッドエルフからTリーグに参戦するなど、日本で馴染のある選手
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