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全日本卓球2026

16歳のヤングスター・川上流星、一般は8強で終戦。「また来年、優勝目指して頑張りたい」

●男子シングルス準々決勝
谷垣佑真(愛知工業大) 3、-11、-5、10、11、9 川上流星(星槎国際高横浜)

前年3位の谷垣が、川上の快進撃を止めた。タイミングの取りづらいロートスサービスを軸に川上のレシーブを崩し、ラリーでもドライブの弾道を自在に操り、粘り強くボールを入れ続けて川上の焦りを誘った。

川上は4ゲーム目を10-8、5ゲーム目を9-5とリードしながら、いずれも逆転で落としたのが痛かった。25年にインターハイ、世界ユースU19シングルスを制し、今大会でもジュニアで戴冠して「勝ちっぱなし」だった16歳の爆進が、ついに止まった。

以下、川上のコメント。

「(谷垣選手は)本当に難しいボールでも何とかして入れてきました。『それ、入ってこないんじゃない?』っていうボールでも、めっちゃきれいに入れてきたり。『待ってても取れない』ボールが多かったです。

1番大きかったのは5ゲーム目。9-5のリードから大きくまくられてしまって……気持ちを切り替えることはできたんですけど、そのまま相手に流れを持っていかれて負けてしまったのが、とても悔しい。

本当にこの2種目(ジュニアと一般)、優勝目指して頑張ってきたので、悔しい気持ちはもちろんあるんですけど、この『一般ベスト8』という結果を自信にして、また来年、優勝目指して頑張りたいなと思います」

本誌が行った25年のインターハイ優勝インタビュー(2025年11月号掲載)では、全日本一般を「高校3年生までに優勝する」のが目標と語っていた川上。チャンスはまだ、2度ある。今後のさらなる成長と奮起に期待したい。

「昨日は1番試合数が多かったんですけど、あんまり疲れはなかった。今日も結構、身体が軽い感じで試合には挑めたんですけど、終わって今、気持ちとかいろいろ楽になって、本当に『疲れた』って実感してます」(川上)

テクニシャンの谷垣は、緩急や弧線の高低をうまく使って川上を揺さぶり、攻略に成功した

 

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