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全日本卓球2026

「小さい頃から全日本で優勝するのが私の中での大きな目標だった」張本美和優勝会見

 女子シングルス決勝で4連覇を狙った早田ひな(日本生命)を下し、17歳で初優勝を果たした張本美和(木下グループ)。表彰式後の優勝会見では、次のように今大会を振り返った。

 

-インタビューの際には涙を流していたが、あの涙はどんな涙だったのでしょうか?

 準決勝も本当に苦しくて「負けたな」っていう気持ちにもなっていたので、そこを乗りこれられただけでも満足というか、決勝もマッチポイントからゲームを取られた反省もありますけど、最後までやりきって優勝できたということが涙につながりました。

 

-今年が一番優勝したかったと言っていましたが、その理由を教えてください。

 自分の実力は自分が一番わかっていると思うし、今年が一番チャンスがあるなと思っていた。あとは2年連続2位というのがあったので、今年は絶対に優勝したいという気持ちがあったのと、小さい頃からずっと全日本で優勝するのが私の中ですごく大きな目標だったので、優勝したい気持ちは強かったです。

 

-3年連続で早田さんとの決勝になりましたが、これまでの2年と何をどう変えて臨んだのでしょう?

 もちろん戦術も大事ですけど、メンタルの部分が一番大事だなと思っていて。苦しい場面の準備もしながら、最終ゲームも自信を持って戦えたので、そこが一番良かったです。今大会を通して、やっぱり卓球ってメンタルのゲームだなと感じました。

 

-自信を持って臨めた理由は?

 準決勝を苦しい中で乗り越えられた自分があって、決勝も悔いなく終わりたいと思っていたので、すごく自信を持って臨むことができました。

 

-第7ゲーム目に向けて、ベンチで(父の)宇さんと話し合った部分はあったのでしょうか?

 正直、あの1分間、何を話していたかは覚えていないんですけど、6ゲーム目に10-6からひっくり返されて、放心状態だった。もう「やばいな」「あの1点取れてたな」という気持ちがあったので、あまり切り替えられてはいなかった。でもコートに立った時に「勝っても負けても残り1ゲーム」と思って、「思い切ってやるしかない」という決心がついた。

 

-4連覇を目指した早田さんを破っての優勝になりました。

 今回こうやって初めて優勝できて、改めて(早田の)3連覇は本当にすごいなと思いました。改めて、全日本で優勝するという難しさも感じました。

 

-今回優勝して、来年以降は追われる立場になると思うが、意気込みを教えてください。

 (周りから)「2連覇」と注目されるかもしれないですけど、私も2連覇したい気持ちは変わらない。また1年、長いようでも短いようでもあるんですけど、また成長して戻ってこられたらいいなと思っています。

 

-2028年にはロサンゼルス五輪がありますが、この大会での優勝をどうつなげていきたいですか?

 この大会でメンタルというところでは、今までに経験したことのない心境を経験させてもらった。反省ももちろんあるし、そこを次の大会や1年につなげていきたい。ロスまであと2年なので良い弾みにしたいし、今年の大会でたくさん優勝できたらいいなと思います。

 

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