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インターハイ2023

熱戦の末、明徳義塾が進徳女子に逆転勝利。決勝は3年連続で四天王寺vs.明徳義塾に

 女子準決勝もうひと試合、明徳義塾vs.進徳女子の試合はラストまでもつれた末に明徳義塾が逆転勝利。劇的な試合を制して3大会連続の決勝進出を決めた。

 

【明徳義塾(高知) 3-2 進徳女子(広島)】

○上田 -3、4、-5、10、10 福井

 中本 -7、-12、-5 工藤○

 上田/水野 6、-6、-3、-7 福井/小野○

○渡邉 9、-9、8、-6、8 小野

○水野 4、8、7 石井

 

 明徳義塾と進徳女子は昨年も準決勝で対戦。今日の試合は同時進行で始まった1・2番は先に2番が決着し、進徳女子が先制点。1番も上田がカットを打ちあぐね、福井が試合を優位に進めていたが、上田がツッツキで粘り、浮いたボールを確実に仕留めてフルゲームジュースで勝利し、前半を1-1で折り返す。

逆転勝利の明徳義塾エース・上田

進徳女子は工藤が2番できっちり勝利

 

 ダブルスは進徳女子の福井/小野が勝利して王手をかけたが、明徳義塾は後半のシングルスで反撃。5番の水野がバックストレートを次々に撃ち抜いて4番よりも先に勝利し、決着の行方は渡邉vs.小野にゆだねられた。

 4番もフルゲームまでもつれたが、渡邉にネットインなどラッキーな得点が続き、中盤で一気にリードを広げる。小野も終盤に追い上げたが、最後は渡邉が逃げ切ってチームの決勝進出を決めた。

 明徳義塾はこれで3年連続の決勝進出。青井さくら(現・筑波大)、白山亜美(現・サンリツ)ら昨年、一昨年のレギュラー全員が卒業し、メンバーが一新した中での決勝進出は見事。持ち前のチームワークも武器に、総力戦で四天王寺に挑む。

5番で快勝した水野

勝負を決めた渡邉、笑顔でベンチへ

 

 進徳女子は2年連続の準決勝進出も、再び明徳義塾に初の決勝を阻まれた。とはいえ、この数年で着実にメダル争いに絡むチームとなっており、充実ぶりを感じさせる。明徳義塾戦4番で敗れた小野はまだ2年生。来年の奮起に期待したい。

小野は追い上げ及ばず惜敗

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