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「ドイツ戦は想像以上に苦しい試合になると思って準備したい」日本女子、ウクライナ戦後のコメント

 ステージ2準々決勝でウクライナを破り、6大会連続でのメダルが確定した日本女子。中澤鋭監督と出場した橋本帆乃香、張本美和、早田ひながウクライナ戦を振り返り、明日の準決勝・ドイツ戦に向けて抱負を語った。

 

●中澤鋭監督
試合の内容は順当だったけど、特に美和と対戦した選手(マチュニナ)が想像以上に強かった。ウクライナの選手のプレースタイルは日本選手は苦手な部分もあるので、警戒して準備はしていたけど、やっぱり手こずった。その中でも美和が洞察力を発揮して良いプレーをしてくれたんじゃないかと思います。

ウクライナの選手はバック対バックで強打だけじゃなくて、緩いボールを使ってそこから反撃してきたりする。あまり力を利用できないようなボールを使ってくることが多かったけど、そこの見極めはできていた。

ペソツカが出てこないのは予想していなかった。でも、ペソツカと同じスタイルの選手なので、準備してきたことは間違いなく対策になった。

橋本の相手(ディミトレンコ)もカット打ちがうまくて、凡ミスがなかった。早田は自分ではカット打ちは得意じゃないというけど、チームの中で一番うまい。それで3番でしっかり勝ち切ってくれて良かった。

(ドイツ戦は)ステージ1Aで勝ったけど、(ステージ2での)ドイツと北朝鮮の試合を見ていても、もっと向かってくるんじゃないかと思う。そういう準備はこの後の練習で対策も考えてしっかり準備していきたい。想像以上に苦しい試合になると思って準備したい。

ベンチで橋本にアドバイスを送る中澤鋭監督

●橋本帆乃香
(メダル獲得の)実感はないんですけど、メダルを獲るだけじゃなくて中国に勝って優勝することが目標だと思っている。明日しっかりドイツに全員で勝てるようにひとつずつ頑張りたいと思います。

(1番での出場だったが)早め早めに準備して、1番は(試合前に)ちょっと練習する時間も短くなってしまうんですけど、それも想定して準備して、1ゲーム目から良いプレーができた。ディミトレンコ選手とは初対戦。ウクライナはカット打ちのうまい選手が多いので、長い試合になると思っていたんですけど、これくらい競るものだと思って戦って、1ゲーム目をしっかり取れたのが3-0という結果につながったのかなと思います。

 

●張本美和
メダルはうれしいですけど、自分たちが目標にしているのは金メダルだけなので、まだまだこれからだなという気持ちでいます。あとは自分が試合で勝てたので良かったです。

(対戦したマチュニナは)年齢も近い選手で、すごく久しぶりに対戦しましたけど、自分のタイミング、リズムがあって、最初は合わせるのに時間がかかった。それでも1本ずつ集中して良い調整ができました。サービスは効いていたと思う。下回転に対してはレシーブがうまかったので、上回転系のサービスに変えてみたらミスをしてくれたり、その後の展開も悪くなかったので判断は良かったと思います。

 

●早田ひな
起用された選手がしっかり準備して、今日から1台になった中でも集中力を持って3-0で勝つことができたので、明日に向けて良い流れなんじゃないかと思います。

ドイツは地力を持っているので注意しないといけないし、私たちが1回勝っているので相手はすべてを出し切るつもりで来ると思う。変えるところは変えて、変えないところは変えないで、それぞれが良い準備ができれば総合力では負けないと思うので、あとは気持ちで押されないようにしたい。

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