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世界卓球2026

日本男子、チャイニーズタイペイを圧倒。4大会ぶりの決勝へ!!

ロンドンで開催されている世界選手権団体戦も残り2日。先に決勝進出を決めた日本女子に続いて、日本男子がチャイニーズタイペイを3-0で破り、2016年クアラルンプール大会以来、4大会ぶりの決勝進出を決めた。

 

【ステージ2・準決勝】

〈日本 3-0 チャイニーズタイペイ〉
○張本智和 -5、9、10、10 林昀儒
○松島輝空 8、8、4 馮翊新
○戸上隼輔 8、9、5 郭冠宏
張本智和 - 馮翊新
松島輝空 - 林昀儒

 

圧巻の試合だった。日本男子はこれまで通り、張本智和、松島輝空、戸上隼輔を起用し、チャイニーズタイペイは準々決勝のスウェーデン戦で見せたエースの林昀儒を“あえて”2番手扱いに起用するオーダーを組んできた。

その林昀儒をトップで下したのは日本のエース、張本。1ゲーム目こそ林昀儒の質の高い攻撃に防戦一方になって落としたが、2ゲームからサービスを台から出るか出ないかのハーフロングに変えて林昀儒のチキータレシーブを減らすことに成功し、僅差の展開ながら両ハンドドライブで押し切った。

勝利を決め、人差し指を天高く突き上げた張本。日本に決定的な1勝をもたらす

エース対決を制した日本男子は2番で松島が馮翊新を圧倒して2-0とリードすると、3番の戸上も郭冠宏に付け入る隙を与えずにストレート勝ち。もつれると予想されていた一戦だったが、トップで張本が林昀儒とのハイレベルな攻防を制したことで流れが一気に日本に傾き、チャイニーズタイペイを一蹴した。

2番で快勝した松島。パワーで馮翊新を圧倒

大きな声援を送る日本ベンチには一体感があった

3番でストレート勝ちを決めた戸上を迎えるベンチ。ムードは最高潮だ

タイペイ期待の左腕、郭冠宏は戸上の攻撃をしのぎ切れず

4大会ぶりの決勝進出を果たした日本男子だが、彼らの目標はここで終わりではない。大会前から「中国を倒して金メダル」を公言していた日本男子。決勝の相手は準決勝でフランスを倒した中国。ステージ1Aでは不調でリーグ3位に甘んじた中国だったが、ステージ2に入ってからは本来の力と自信を取り戻し、堂々たる試合を見せている。

1969年のミュンヘン大会の優勝を最後に世界選手権団体戦での金メダルを手にしていない日本男子(同大会は中国は不参加)。決勝は日本時間の5月10日24時からスタート。57年ぶりの金メダルを目指し、チーム一丸となって中国に挑む。

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