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世界卓球2026

タイペイ戦トップで林昀儒を撃破、勝利の張本「絶対金メダルを掴んで離さない」

張本智和:悲願の決勝へ「ここは通過点。一気にぶち抜く時」

準決勝で勝利し、決勝進出を決めた日本男子。試合直後のミックスゾーンでのコメントをまとめてみた。
トップでチャイニーズタイペイのエース、林昀儒との大接戦を制した張本智和。技術、闘志、戦術のすべてで準決勝を支配した張本が、勝負の行方を決めた。

「世界卓球、アジア選手権、五輪を含め、主要大会の決勝に行くのは初めて。今までは準決勝で負けてきて、ひとつ悲願でもあった。でも今回のチームは、1個上のレベルではなく、2個も3個も上の目標を目指せる。銀メダル以上が確定したことは嬉しいが、今は一気にぶち抜く時。ここは通過点だと思う。

1ゲーム目は彼の得意な攻撃についていけなかったが、徐々に慣れてきた。ラリーが増えれば自分に分があると言い聞かせた。最後は1、2点差の勝負になるが、自分の方が緻密さで上回っていると信じていた。

今回のメダルには意味があるし、金メダルにすればもっと意味がある。金メダルを取って(負けてきた)過去を清算したい。明日の決勝は、いつも以上に銀と金の差が激しい日になる。絶対に金メダルを掴んで離さないようにしたい。3-0で勝てるチームだし、勝たなきゃいけない。いける時に一気に行きます」

トップの勝利で、試合の流れを完全に日本に引き寄せたエースの張本

 

松島輝空:勢いに乗り快勝も「自分の状態はまだ50%」

2番で馮翊新をストレートで退けた松島輝空は、自身のプレーを冷静に分析した。

「張本選手がいい流れを作ってくれたので、その流れに乗れた。まだ100%の実力ではないが、いつも以上のプレーができた。今の状態は50%。まだレシーブも完璧ではないし、もっとギアを上げていきたい。

メンタル面は良くなっているし、自分の実力のイメージもついてきた。今は3人とも実力があって勝てるチーム。決勝の舞台で100%出せるかは分からないが、出し切れば本当に勝てると思う。金メダルを取れなければどの結果も同じ。優勝だけを目指して頑張りたい」

2番で快勝したが「まだ50%」と語る松島

 

戸上隼輔:メンタル面を克服し勝利「強気の卓球を出す」

3番で日本の勝利をきっちり決めた戸上隼輔は、精神面の充実を口にした。

「今大会、2-0で回ってきてもなかなか決めきれなかったので、今回は必ず3-0で勝ちきるという気持ちで挑んだ。技術的には問題なかったが、3番というプレッシャーの中で迷いや不安があった。試合前、約1時間半ほどメンタル面の話を聞いてもらい、技術以外の面でサポートしてもらえるありがたさを改めて感じた。

決勝だからといって特別変える必要はない。誰にでも気持ちの波はあるが、明日は安定した精神面で、自分の得意な『強気の卓球』を1ゲーム目から出せるように準備したい」

3番でしっかりと日本の勝利を決めた戸上

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