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世界卓球2026

遠かったあと1勝。張本美和、橋本帆乃香が勝利も日本女子は中国に敗れ6大会連続の準優勝

 イングランド・ロンドンで開催されている世界選手権団体戦。現地時間11時から女子決勝が行われ、日本女子は中国から2点を奪ったものの6大会連続の準優勝という結果に終わった。

 

【ステージ2決勝】
〈日本 2-3 中国〉
○張本 4、9、-6、-4、4 王曼昱

 早田 -7、-7、-8 孫穎莎○

○橋本 6、-5、6、8 蒯曼

 張本 -2、-4、-6 孫穎莎○

 早田 -7、-7、-5 王曼昱◯

 

 今大会10マッチ目の出場となる張本は過去0勝11敗の王曼昱と対戦。1ゲーム目は5-1、2ゲーム目は7-2と出足から強気にバックストレートを攻めてリードし、いきなり2ゲームを連取。3ゲーム目も5-3とリードした張本だったが、王曼昱がここから7本連取で逆転。3ゲーム目を奪った王曼昱は勢いの止まってきた張本を攻め立てて4ゲーム目も奪い返し、1番から試合はフルゲームにもつれ込む。

 3ゲーム目の中盤から迷いが感じられ、ミスが目立ち始めた張本だったが、最終ゲームに入ると復活。ミスが続いていたバックストレートへのボールも精度が上がり、ラリーでも連打で王曼昱を押し返して得点。3-3から8-3までリードを広げると、最後は連打からチャンスを作り、王曼昱のフォアサイドを打ち抜いた張本、世界選手権決勝の舞台で難敵・王曼昱から初勝利をあげた。

 張本の勢いに続きたい早田だったが、孫穎莎が立ちはだかる。1ゲーム目、2ゲーム目とも中盤までは食らいつくも、そこから突き放されて0-2と追い込まれる。なんとか流れを変えたい早田だが、3ゲーム目も中盤から一気に点差を離されて敗戦。大技・小技、攻守にわたって質が高くミスのないプレーを見せた孫穎莎が貫禄の勝利をあげた。

 3番の橋本は相性の良い蒯曼と対戦。1ゲーム目は橋本、2ゲーム目は蒯曼が連続得点で奪取。蒯曼が橋本のミドルにドライブを集め、橋本が粘り強く返球する展開で長いラリーが続く中、3ゲーム目は橋本が出足からリードして奪って勝利に王手をかける。4ゲーム目は8-8から橋本がサービスエース、3球目攻撃でマッチポイントを握ると、最後も非常に長いラリーを制して決着。前回大会に続き、日本が2-1とリードして4番を迎えることとなった。

 そして4番は張本と孫穎莎のエース対決となったが、孫穎莎が圧巻のプレーを披露。あまいボールは一発で打ち抜き、張本が厳しいボールを送ってもさらに厳しく返球を続け、1ゲーム目は2点、2ゲーム目は4点しか与えず。3ゲーム目は張本が先手を奪ってこの試合初めてリードするも、孫穎莎のパフォーマンスは崩れず逆転。最後まで張本に主導権を渡さず完勝を収めた。

 優勝がかかった5番は早田と王曼昱。2番で張本に敗れていた王曼昱だったが、この試合は1ゲーム目0-0から5点連取と最高のスタート。ラリーでも早田をパワーで押し返して1・2ゲームを連取する。早田もなんとか王曼昱を崩しにかかるも、打っても打っても跳ね返される苦しい展開が続き、最後は早田がストップをネットにかけてゲームセット。

 前回大会に続いて中国を追い詰めながら、王者の底力に屈した日本女子。悔しさを味わう6大会連続の準優勝という結果に終わった。

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