昨年アメリカでスタートした「メジャーリーグ・テーブルテニス」に参戦している金光宏暢(個人)が、全日本に参戦。「全日本に出ないという選択肢もなくはなかったけど、4回戦突破という目標もあり、全日本は特別な大会なので出るつもりだった」という。
2回戦から登場し、3回戦では野田颯太(専修大)にゲームオールジュースで競り勝って、4回戦では丹羽孝希(スヴェンソンHD)と対戦。1ゲーム目は競ったものの、丹羽の好プレーの前にストレートで敗れた。
●男子シングルス4回戦
丹羽孝希(スヴェンソンHD) 10、8、7、5 金光宏暢(個人)
金光試合後のコメント
「久々の大きい会場での大会で、緊張しないつもりでいたけど、はやり緊張しましたね。丹羽選手には向かっていこうと思ったけど、細かいボールで崩れてミスが出てしまった。
4回戦を突破したことがなくて、3回戦では競り勝てたし、あと1勝したかったですね。
メジャーリーグは、うちのチームの順位は理想的ではないけど、楽しいです。まだ始まったばかりなので、これからですね。日本選手のように早い卓球ではなく、下がって回転量のあるボールが多いし、びっくりするようなプレーもある。中国系の選手もいて、私は中国語も英語も話せるので、コミュニケーションは問題ないです」
今晩、オーストリアリーグに向けて旅立つという金光。もし今日勝ち残ったら、オーストリアは延期する予定だったそうだ。「もう少し頑張れたら良かったですね」と語った金光だが、日本、アメリカ、オーストリアと渡り歩き、卓球をエンジョイする生活が続く。
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