●男子シングルス決勝
松島輝空(木下グループ) 8、4、4、10 篠塚大登(愛知工業大)
松島の電光石火のプレーに圧倒され、ストレートで完敗を喫した篠塚。世界の頂点も視界にとらえている18歳の怪物に、脱帽するほかはなかった。
以下、篠塚のコメント。
「(松島とは)去年もやった中で、結構自分からフォア側にいって巻き返されたイメージだったので、『バック対バックで勝負しよう』という対策を立ててきたんですけど、途中からそのバック対バックも慣れられて、バックを攻めても上から来られたので、本当にもう途中から、何もすることがなかったです。
(松島は)ラリーの中で本当に威力の強いボールを打てて、その中でもミスがないので、自分が攻めているはずなのに、どこからでも巻き返される。ラリー力が本当にすごいなと思います。
打球点も高いですし、パワーもある。世界の誰とやっても(松島の)フォアハンドが通用しているのを、この1年間はよく見てきました。特に右利きの選手に対しては、回り込んでバックからクロスに抜くシーンを何回も見てきた。なかなか、あれだけミスせずに強いボールを打てる選手はいないんじゃないか。
また、相手から打たれるのも怖くないんだと思います。すぐ長いボールを送って、『相手に打たせてもカウンターできる』という感じで、あまり細かいことをせず、もう全部長くいって、自分の展開にしようとしてくる。それだけの自信があるのかな、と思います。
(自身の今後について)世界ランキングが今(日本選手で)5番目なので、団体戦に入れたとしても、試合に出られないと思う。まずは一番近くにいる戸上(隼輔)選手を抜かないといけないですし、欲を言えば、世界ランク20位以内を目指して頑張りたい。松島や張本(智和)はもっともっと上なので、まずは一歩ずつ、一番近い選手から抜かせるように頑張っていきたいです」

決勝敗戦後、ベンチに戻った篠塚は苦笑い。世界ダブルス王者に「何もすることがなかった」と言わしめた松島の強さは、恐るべしだ
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