●男子シングルス準々決勝
戸上隼輔(明治大) 6、6、2、10 田中佑汰(個人)
篠塚大登(愛知工大) 13、8、6、-9、5 高木和卓(ファースト)
3連覇を狙う戸上(上写真)は田中につけ入る隙を与えずに完勝し、準決勝へ進んだ。篠塚は非常に安定したプレーで2年連続の準決勝進出を決めた。
準決勝進出を決めた戸上のコメント
「出足から戦術がうまく噛み合って、そのまま最後までやれた。1から3ゲームまで自分の良い流れでできた、4ゲーム目は相手が変えてくると思ったけど、自分の戦術を見直して、0-0の気持ちでやろうと思いました。昨日の3試合を戦い抜いて、冷静に勝ち切れたのが自信に繋がっています」
田中のコメント
「(戸上は)ミスも少なくてボールの質も高いので攻められないし、プレシャーもあった。自分から攻める展開を増やすイメージで4ゲーム目をやったけど、もう少し早く切り替えられたらと思いました。
選考対象の大会はしんどかったので、まずは休みたいですね。今日は戸上選手には完敗だったけど良い方向で成長ができている。選考会での悔いはないです。自分が思ったことは全力でやってきた」
篠塚に敗れた高木和のコメント
「最近の若い子はピッチの早いボールを打つけど、篠塚は全然違いました。ボールに押されてしまったし、タイミングも合わないし、球威もありますね。あんなにロングサービスがバンバン来るとは思わなかった。彼はラリーでも強い。みんなが彼に負けるのがわかった。4ゲーム目取ったけどきつかった。
今大会、自分の力は発揮できて、ベスト8に入れたのはうれしい。全日本が全てでない。1年これからずっと続くから、落ち込むよりはやっていれば良いことも来ます。
この1年間は最高のシーズンだった。ファースト、(Tリーグの)T.T彩たまでやれて、勉強になったシーズンでした。
卓球に正直でいたいですね。真摯に向き合ってやっていき、卓球をできることに感謝したい」
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