●男子シングルス5回戦
張本智和(智和企画) 9、9、−9、6、2 英田理志(タカシマアカデミー)
男子シングルス5回戦で注目の一戦、第1シードの張本に変幻自在のオールラウンダー・英田が挑んだ一戦は、序盤は競り合いとなりつつも4−1で張本が制した。
12月のTリーグで、木下マイスター東京の林昀儒に3−2で勝利した英田。その直前から、カットの感覚をつかんだ手応えがあったという。張本戦でもカットの安定性は以前より向上していたが、得意のバックサービスが張本に通じず。ラン決の壁を乗り越えることはできなかった。
「ぼくはサービスが得意ですけど、この試合で張本はレシーブミスを全くしてくれなかった。戦術の選択も正確だし、とにかくミスがないです。さすが世界3位だと思います」(英田)。
しかし、大阪に転居して師と仰ぐ高島規郎さんの指導を受け、日々刺激を受けているという英田。そのプレーの完成形は、まだまだ先にある。
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