前回、決勝で張本智和と歴史に残る大激闘を演じた戸上隼輔(井村屋グループ)が5回戦で谷垣佑真(愛知工業大)に敗れた。出足から谷垣が試合の主導権を握った試合だった。戸上は最終ゲームで追いついたが、最終ゲームの前半でリードを奪われ、戸上の全日本は終わった。
●戸上隼輔コメント
「今は頭が真っ白です。2ゲーム目を落としたのが一番痛かった。中盤まで競り合って、終盤離されてしまった。あそこでもっと工夫しながら、思い切ってやるべきだった。向こうのほうが一枚上手だった。全日本は特別な舞台で、全日本特有の雰囲気があります。どんな時でも自分のプレーができる選手になりたいですね。
あまり負けた記憶のない相手で、でも谷垣選手は急成長している選手なので、かなり警戒していたけど、それ以上に実際には押されてしまった。勝ち続ける選手は一握りで、そういう選手になりたかったけど、難しかった。戦術がうまくはまらなくてもなんとかして勝ちきれる底力のある選手になりたい」
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