ITTF(国際卓球連盟)は今日11月24日に開催されたAGM(年次総会)で、 韓国・釜山、アルゼンチン・ブエノスアイレス、そしてインド(複数都市での開催)が立候補していた2024年世界選手権団体戦を釜山で行うことを決定した。
釜山は2020年の世界選手権団体戦の開催地だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大によって延期を繰り返した後、戦時を除いて初の中止となっていた。会場には他を圧倒する代表団を送り込んで、招致活動を強力にバックアップした。釜山大会の「復活」は半ば規定路線だったと言えるだろう。世界卓球は再び「釜山港へ帰った」。
ITTF新会長に就任したペトラ・ソーリング氏は「釜山を祝福したいと思います。2024年の世界卓球団体戦が今から楽しみです。世界中の何百万人もの人々が卓球に触れ、卓球を楽しむ、スペクタクルな世界卓球になることを確信しています」とコメント。会見に出席したKTTA(韓国卓球協会)の柳承敏会長は「この素晴らしいイベントを開催するうえで、再び私たちを信頼していただきありがとうございます。選手と観客が主役の大会にしていきたいと思います」と語った。
来年1月からのプロリーグの開幕、釜山大会の再招致など、次々に成果を残している柳承敏会長。39歳の若さとフットワークで、卓球界での韓国の存在感を高めている。
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