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世界卓球2021

王国取材班ヒューストン到着。注目は劇場チックなメインフロア

 日本時間11月22日16時50分に成田空港を発った王国取材班は、12時間のフライトを経て、無事にヒューストンへ到着。日本とは15時間の時差があるため、ヒューストン到着は11月22日13時過ぎ。そこからホテルへチェックインを済ませ、下見と受付のため、人影もまばらな月曜夕方のヒューストンの街を歩いて会場へ向かった。

 今回の世界選手権の会場となる「ジョージR.ブラウン コンベンションセンター」は名前のとおり見本市や会議を開催することを目的とした複合型施設。複数階にわたって様々なスペースが設けられており、まさに「アメリカ」というサイズ感だ。ただ、内部の移動は巨大な施設であるだけに時間を要し、作りも迷路のような感じで、明日からの取材に少々不安も…。

 我々が会場に到着した頃には日本選手は練習を終えた後だったが、明日からの競技開始を控え、会場内では各国の選手たちが汗を流していた。

初の世界選手権出場となる王芸迪。練習中にはこの笑顔

王芸迪と同じく初の世界選手権出場の陳幸同

カルデラノvs.ゴーズィは実戦さながらの打ち合い

 

 今大会はメインフロアとサブフロア合わせて最大10台を使って試合が進行していくが、メインフロア1台、サブフロア9台という振り分け。その中でメインフロアはコートの周り3面がグルっと観客席で囲まれており、まるで劇場のようなレイアウト。大型のビジョンにヒューストン市旗の星をモチーフにしたであろう登場ゲートも設置されており、いかにも「アメリカ」という雰囲気が漂う。

1台のみが配置されたメインフロア。ステージ上は「THE アメリカ」

メインフロアで練習する孫穎莎と王曼昱

大多数の選手が試合を行うサブフロア。ブルーのフロアマットは新鮮

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