11月24日に開催されたITTF(国際卓球連盟)のAGM(年次総会)において、ITTF副会長選が行われ、日本卓球協会副会長の前原正浩氏が、3期連続での副会長に選出された。
会長選には15名が立候補し、8名が選出。前原氏は98票(有効票数136票)を獲得し、68.38%の得票率で選出された。
●ITTF副会長
ウィッド・オショディ(ナイジェリア)
劉国梁(中国)
アラオア・アジェベド(ブラジル)
カリル・アル-モハンナディ(カタール)
アラー・メシュレフ(エジプト)
前原正浩(日本)
ローランド・ナトラン(ハンガリー)
グラハム・シモンズ(オーストラリア)
前原正浩・ITTF副会長のコメント
「副会長選への立候補者が多く、厳しい選挙になると予測していた。選手出身の視点での大会の改善点などを訴えてきた。またコーチ教育の充実を図ること、自分の経験による知見をITTFに活かしていくことを訴えてきた。世界卓球史上初の女性会長、ペトラ・ソーリングをサポートして、卓球界の発展に貢献したい」
副会長選に向けたマニフェストを語る動画は多くの人から「素晴らしい!」と絶賛されたとのこと。「1977年から31回、今回を入れると32大会の世界選手権大会、そして9回のオリンピックを現場で観てきていることをビデオに折り込みました」(前原)。
AGMで自身が副会長に選出された11月24日は、前原正浩氏の68歳の誕生日だった。
ツイート