昨日の男子シングルス2回戦で、格上の荘智淵(チャイニーズタイペイ)をフルゲームの激戦で破ったモーレゴード(スウェーデン)が、3回戦でフランチスカ(ドイツ)をゲームオールジュースで下し、ベスト16入りを決めた。
●男子シングルス3回戦
モーレゴード −3、7、8、6、−9、−10、11 フランチスカ
卓球王国では2019年11月号でモーレゴードの技術特集とインタビューを行っているが、その時はまだ少年の雰囲気があり、体の線も弱かった。19歳になったモーレゴードは身体が一回り大きくなり、フォアドライブなど打球の威力が向上。今大会でも強豪相手にドライブで打ち負けない強さを見せている。
何をするか想像がつかない「トリッキーなプレー」が特長のモーレゴードだが、その長所を消さずに「正統なプレー」のレベルが上ってきていることで、急速に力をつけてきている。物怖じしない性格で、勝負度胸も強い。ベスト8入りをかけた4回戦では韓国の林鐘勲と対戦するが、この試合に勝てば表彰台も見えてくる。
スティガの契約選手であるモーレゴードは、話題の『サイバーシェイプ』を使用。それにも注目が集まっている。
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