男子シングルスのスーパーシードの初陣となる4回戦。丹羽孝希(ファースト)は同じ左利きドライブ型の宮川昌大(協和キリン)と対戦。激しい打ち合いとなったが丹羽が4対2で宮川を下し、5回戦に駒を進めた。
●男子シングルス4回戦
丹羽孝希(ファースト/千葉) ‐6、8、10、7、‐9、9 宮川昌大(協和キリン/東京)
丹羽は緩急をつけた両ハンドプレーで3‐1とリードするも、宮川がフォアハンドの打ち合いに持ち込んで5ゲーム目を奪うと、6ゲーム目も点差が離れない拮抗になる。ゲーム終盤でリードを許し、ややスタミナが切れかけていた丹羽だが「最後はメンタル面の勝負に持ち込んだ」と試合後に話したように攻撃と守備を絶妙に使い分けて僅差をものにした。
「去年の全日本ぶりの7ゲームズマッチだったので、ゲームを増すごとに体が動かなくなってきて、フォアハンドだとミスしてしまうのでなんとかバック対バックに持っていけるようにしました。宮川選手はラリーが得意なのでラリー戦に持っていかれてキツかったですね。30歳を過ぎて年齢は関係ないと思っていましたが、キツかったです。
明日はもう1試合勝って戸上選手と対戦したいですね。彼とはしばらく対戦していませんし、まだ1ゲームも取ったことがないので、今の自分がどれだけ戦えるか試したいですね」と試合後にコメント。
明日の5回戦ではペンドライブ型の松下大星(クローバー歯科カスピッズ/大阪)と対戦する。
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