女子シングルスで決勝まで駆け上がった張本美和。決勝では早田ひなという壁が立ちふさがったが、6回戦でカットの橋本帆乃香(ミキハウス)に苦戦したものの、それ以外の試合はほぼ完勝の内容。改めてその将来性を日本の卓球ファンに強く印象づけた。以下は決勝後のミックスゾーンでのコメント。
「今は決勝が終わったばかりなので悔しい気持ちしかないですけど、まさか自分が決勝の舞台まで来られるとは全く思っていなかったです。最初全日本選手権が始まった時、本当に想像していなくて、ここまで来られたのはうれしいですが、決勝は早田選手の壁を壊せなかったというところではまだまだ足りないところがたくさんあったなと感じました。
昨年、国際大会などたくさんの経験を積ませていただいたので、経験を積んだぶん自信にもなってきて、大会の前から優勝を目指して頑張ってきた。もちろん一番最高なのは優勝でしたけど、実力でいうと及ばないところがあった。ここまで来られてうれしい反面、悔しい気持ちもあります。
(大阪での選考会で)勝った時は特に私が何か良かったというよりは、その日の作戦がはまったという感じ。たまたまと言ったらおかしいかもしれないですけど、その日にもう1回試合したら勝てるかと言われたらわからなかったです。早田選手は本当に強いので、実力が及ばなかったですし、(前回大会との)違いというよりは、差が表れたかなと思います。
自分がフォアよりバックが得意というのは早田選手もわかっているので、サイドを切るコースだったり、自分が届かない場所に打たれた。まだまだ練習が必要だと思います。1ゲーム目を取れなかったのが一番大きかったです。取ったら何か変わったかもしれないし、逆に取ってもそこから4ゲーム取られるかもしれなかったですけど、1ゲームも取れなかったのは悔しいです。
ここまで来られたのは私一人の力ではなかったので感謝したいですし、この舞台で戦えたから得られたこともたくさんあった。また帰って、次の試合まで自分をもっともっと強くして、次の試合に臨みたいです」
最後に強化本部推薦である、パリ五輪代表の3枠目(団体戦のみ出場)への思いを尋ねられた張本。「もちろん出たい気持ちはありますけど、私がどうこう言える問題ではない。五輪選考がなくても全日本優勝を目指してきたので、これからどうなるかは私にはわからないです。ただ待つしかないです」と語った。
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