今日終了した女子シングルス6回戦で、上位進出が予想された横井咲桜(ミキハウス)と木原美悠(木下グループ)がフルゲームの接戦の末に敗退。さらなる飛躍を狙った20歳の2人にとって、試練の結果となった。
前回大会まで2年連続で3位に入賞していた横井は井絢乃(中国電力ライシス)に敗戦。ともに威力ある両ハンドドライブを武器にする2人の対戦はゲームカウント2-2となるも、5ゲーム目は横井が15-13で奪い取り、そのまま押し切るかと思われたが、井が6ゲーム目を奪い返して最終ゲームへ突入。
最終ゲームも横井が5-1とリードを奪ったが、井が追い上げて8-8から3本連取で勝負あり。横井を沈めて明日の準々決勝へと駒を進めた。
この1年、国際大会でも活躍を見せてきた横井。6回戦に勝利すれば同い年でダブルスパートナーの大藤沙月(ミキハウス)と準々決勝で対戦することとなっていたが、それも叶わず。試合後は目に涙を浮かべながら「大藤さんとこの場で対戦したかった」と口にした。
「1、2ゲーム目は良い展開で試合ができたけど、相手もサービスだったり、コースだったりを変えてきて、焦ってしまった。それに対応できなかったのもあるし、自分で変えることもできなくて、課題の残る試合でした。(最終ゲームは)5-1でリードして勝ちを意識してしまって、相手が嫌がることよりも自分のやりたいことを優先してしまった。守りに入らず、もっと攻めていくべきでした。
大藤さんとこの場でやりかった気持ちはあります。組み合わせが出てから(大藤と)『まず、当たるところまでいこう』という話をしていました」(横井)
一方、勝利した井は初めてのランキング入り(ベスト16以上)を果たしてベスト8に進出。実力はありながら、全日本シングルスでは結果を残せずにいたが、中国電力ライシスのメンバーとして出場する最後の全日本でキャリアハイを更新した。
2度の準優勝を含め、前回大会まで7年連続でベスト8以上に進出していた木原も6回戦で芝田沙季(ミキハウス)に敗れ、ベスト16で終戦。ゲームカウント3-2とリードしたが、台から少し距離を取り、回転をかけた両ハンドドライブで粘る芝田の前にミスが出始め、最終ゲームは一気に突き放されてフルゲーム4-11でゲームセット。土日を待たず、大会4日目で全日本を去ることとなった。
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