難敵が揃うスリリングなリーグとなった男子とは対照的に、日本女子はハンガリー、ポーランド、スロバキア、ウズベキスタンとヨーロッパ勢が固まった。リーグで2番目のチームであるハンガリーでも実力差は大きく、グループリーグの1位通過はほぼ確実だろう。グループリーグを1位で通過すれば、決勝トーナメントでも中国と決勝まで当たらない組み合わせになる。
今大会が初陣の渡辺武弘監督はドローの終了後、「同じグループはヨーロッパ勢ですが、各チームとも強い選手もいるので、取りこぼしをしないようにきっちり勝っていきたい」と語った。
「各選手とも、現地に入ってから非常に良い感じで調整ができている。今までは特に問題はありません。同じリーグにここまでヨーロッパが集まるのは予想外ですが、国際大会で(日本選手と)戦っている選手もいるので、情報を整理して大会本番に臨みたいと思います」(渡辺監督)。
ドロー後の夜の会場練習では、各選手ともメインアリーナで汗を流した。メインアリーナは天井の照明がかなり強く、昨年の東京オリンピックと比べても「こちらのほうが明るい?」と感じてしまうほど。フロアはそれほど暑くないのに、コートで練習する選手たちはかなり汗をかいていた。
開幕前日の明日29日は、メインアリーナでの会場練習の時間はなく、日本チームは現地時間の14時半からウォームアップホールで練習する予定。日本についてもう3日が経とうとしていますが、いよいよ開幕が近づいてきました!
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