■日本チームの予選グループのタイムテーブル
※試合時間はすべて日本時間
●9月30日
17:00〜(現地時間16;00〜) 日本男子 vs. イラン
20:00〜(現地時間19:00〜) 日本女子 vs. スロバキア
●10月1日
※日本チームは試合なし
●10月2日
17:00〜(現地時間16;00〜) 日本男子 vs. ルーマニア
20:00〜(現地時間19:00〜) 日本女子 vs. ポーランド
●10月3日
17:00〜(現地時間16;00〜) 日本男子 vs. 香港
20:00〜(現地時間19:00〜) 日本女子 vs. ハンガリー
●10月4日
17:00〜(現地時間16;00〜) 日本男子 vs. ハンガリー
20:00〜(現地時間19:00〜) 日本女子 vs. ウズベキスタン
明日から10月4日まで行われる、予選グループでの日本男女チームのタイムテーブルは上記のとおり。日本チームは明日9月30日に第1戦を戦った後、ともに10月1日は試合がなく、10月2〜4日に予選グループのヤマ場を迎える。
日本男子は、まず初戦のイラン戦が非常に重要になる。エースのノシャド・アラミヤンは2018年アジア競技大会で黄鎮廷(香港)を破り、イランに52年ぶりのシングルスのメダル(銅メダル)をもたらした天才肌のサウスポー。集中力が切れやすいが、波に乗ると怖い。2008年の世界ジュニア選手権で、前回王者の松平健太を破ったことをご記憶のファンもいるだろう。
対照的に弟のニマ・アラミヤンは中陣に下がっても粘り強い攻守を見せる。24歳のホダエイも世界ランキング128位とジリジリとランキングを上げている。
日本男子としては、まず初戦は張本智和、戸上隼輔、及川瑞基の3人で戦うことになりそうだ。格下の相手とはいえ侮りがたく、張本の2点起用は確実。イランに対して1点落とすことも十分考えられるが、焦らずに全員で3点を取りにいきたい。挑戦者としての積極性と、「簡単に勝てる試合は1試合もない」という覚悟を持って戦えば、大会期間中にチームはどんどん成長していく。
日本女子の初戦はスロバキア戦。エースのバラゾバは昨年の世界選手権個人戦で、平野美宇から2ゲームを奪った長身のサウスポー。女子では珍しくYGサービスを操り、コンパクトなスイングで打球点の高い強打を放つ。日本女子のツインエース、伊藤美誠と早田ひなも苦戦が予想される相手だが、しっかり挑戦を退けて第2戦以降へ弾みをつけたい。
日本女子は第2戦のポーランド、第3戦のハンガリーも実力差のある相手。特にハンガリーは世界団体でなぜか日本とよく当たり、日本女子がことごとく勝利している印象がある。そしてグループ最終戦のウズベキスタン戦は、相手の世界ランキング最高位が世界ランキング277位のマグディエバ。オーダーを大きく変えて戦うこともできるだろう。
日本の熱く長い戦いが、いよいよ幕を開ける!
ツイート