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世界卓球2022

【世界卓球】大会初日のドラマを演出。ルクセンブルクは親子チーム? 59歳の倪夏蓮の2点取り

ルクセンブルクは59歳の倪夏蓮、子どもの時から倪夏蓮と練習をしていた29歳のデヌッテ(世界68位)、やはり同じく29歳のゴンデリンガーと、親子でチームを組んでいるような雰囲気だ。ルクセンブルクは人口58万人で、国土面積は神奈川県と同じくらい。この小国が韓国を破り、成都大会は初日からドラマを見せてくれた。

「世界4位の韓国に勝ったことを誇りに思う」と3番で貴重な勝利をあげたゴンデリンガーが言えば、59歳のエース、倪夏蓮は「とてもとてもハッピーな気分です。私のチームワーク、ハーモニーがとてもよく、それは今日の勝利の鍵になったと思う。そして、ダニエルソン監督も本当に献身的な仕事をしてくれた。サポートしてくれた人たちみんなに感謝したい。もちろん明日も勝ちにいくわよ」と試合直後に興奮を抑えながら語った。

 

●女子グループリーグ第1戦

〈ルクセンブルク  3-1  韓国〉

  デヌッテ -9、-4、-9 李ジオン○

○倪夏蓮 4、-8、6、9 田志希

○ゴンデリンガー 10、9、-2、9 金河英

○倪夏蓮 3、-10、9、-7、4  李ジオン

異質ラバーをうまく使い、韓国戦では2点を奪った倪夏蓮。

●アーカイブ

58歳の世界卓球メダリスト・倪夏蓮が用具を語る

https://world-tt.com/blog/news/archives/18519

 

 

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