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世界卓球2022

日本女子、いきなり日韓決戦。決勝トーナメントのドローはこちら

続いて日本女子のドローだ。女子の予選グループ6組の1・2位チームと、3位で決勝トーナメントに進出する「ラッキールーザー」4チーム(9月発表の世界チームランキングの上位4チーム)の顔ぶれ、そしてドローは下記のとおりとなった。

●女子グループ1〜6位の1・2位チーム&ラッキールーザー4チーム
グループ1 1位:中国、2位:プエルトリコ
グループ2 1位:日本、2位:スロバキア、3位:ハンガリー(ラッキールーザー)
グループ3 1位:香港、2位:フランス
グループ4 1位:シンガポール、2位:ルクセンブルク、3位:韓国(ラッキールーザー)
グループ5 1位:ドイツ、2位:インド、3位:チェコ(ラッキールーザー)
グループ6 1位:チャイニーズタイペイ、2位:ポルトガル、3位:ルーマニア(ラッキールーザー)

 

日本女子のドローは、日本男子に比べると「ドキドキ感」は少々薄め。まずグループ2で1位になったことで、「1」(第1シード)の中国とは決勝まで当たらない「16」(第2シード)の位置に入ることが決まっていたからだ。

あとは初戦の対戦相手、準々決勝の対戦相手がどこになるかというところだったが、なんと初戦で当たる「15」の位置に、いきなりラッキールーザーの韓国が入ってきた。これには韓国女子チームの呉光憲監督(元日本女子JNT監督)も苦笑い。初戦からいきなり日韓戦だ。

韓国女子チームの呉光憲監督も、このドローには思わず苦笑いの表情を浮かべた

そして準々決勝の対戦相手はスロバキアとフランスの勝者。予選グループで対戦したスロバキアにはそれほど怖さはないが、フランスには投げ上げサービスから冷静な攻守を展開する帰化選手のユエン・ジアナン(右シェークフォア表攻守)と、高い運動能力を有する欧州女子のホープ・パヴァデ(左シェークドライブ型)がいる。油断のならない相手だろう。

 

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