2022世界卓球選手権も大詰め、男子準決勝が行われている。その1試合目、ドイツvs韓国は、2018年の前回大会準決勝と同様に、韓国が2-1とリードを奪ったものの、ドイツが後半の2得点で勝利。ボル、オフチャロフ、フランチスカの黄金トリオから一新されたメンバーで臨んだドイツが、層の厚さを見せつける決勝進出となった。
トップで好調のドゥダが打ち合いでの強さを発揮し、韓国エースの張禹珍を下す。韓国はこの試合に安宰賢を起用してきたが、その期待に応えて安宰賢が2番でチウ・ダンに勝利。また3番では趙勝敏がシュトゥンパーに競り勝って韓国がリード。4番のエース対決ではチウ・ダンが踏ん張り、ラストのドゥダが再び安宰賢との打撃戦で快勝。ドイツはドゥダが2得点、そして韓国は張禹珍が2失点と、明暗を分ける形となった。
●男子団体準決勝
〈ドイツ 3−2 韓国〉
◯ドゥダ -10、7、7、7 張禹珍
チウ・ダン -7、-10、6、-8 安宰賢◯
シュトゥンパー -6、4、-5、9、-8 趙勝敏◯
◯チウ・ダン 12、7、-11、6 張禹珍
◯ドゥダ 9、6、-8、6 安宰賢
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