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世界卓球2022

決勝T 1回戦開始。女子ドイツはプエルトリコの勢いをシャットアウト。男子韓国は盤石

 2022世界卓球選手権成都大会は、本日から決勝トーナメントがスタート。16チームのトーナメントで、本日は男子1回戦4試合と女子1回戦8試合が行われ、女子は本日でベスト8が出揃うことになる。

 現地時間11時からの試合での最注目の一戦だったのが、勢いのある女子プエルトリコと、欧州女王ドイツとの対決。トップでプエルトリコのエース、アドリアナ・ディアスがミッテルハムと激しいラリー戦を演じ、ゲームオールでの勝利でプエルトリコが先制。しかしドイツの守護神、ハン・インの鉄壁のカットが、プエルトリコの勢いをシャットアウトした。2番で姉メラニー、4番で妹アドリアナと、ディアス姉妹を完封。3番ではペン表のシャン・シャオナも相変わらずの鉄壁攻守で快勝し、ドイツがベスト8進出を決めた。またもう1試合の女子では、シンガポールがツォン・ジェンが安定した両ハンドプレーで2勝をあげてチェコに3-1で勝利した。

A.ディアスの先制でプエルトリコの快進撃再び、と思われたが……

鉄壁のカットに加え、僅かな隙を見逃さない攻撃も冴えたハン・イン

ツォン・ジェンがラリー戦での強さを見せてシンガポールが快勝

 そして男子は、韓国がポーランドに1ゲームも落とさずに快勝。ベストメンバーを揃え、隙がない試合ぶりを続けている。前回大会(2018年)に日本を下して銅メダルを獲得した韓国は、3大会連続のメダル獲得、そして決勝進出へ向けて万全の状態だ。また香港もエジプトに3-0で勝利。準々決勝では、韓国と香港が対決することになる。

韓国はエース張禹珍に加え、趙勝敏(写真)と趙大成の若手左腕も元気だ

●女子決勝トーナメント1回戦
 〈ドイツ 3ー1 プエルトリコ〉
ミッテルハム ー6、7、ー7、8、ー4 A.ディアス○
○ハン・イン 2、3、6 M.ディアス
○シャン・シャオナ 8、ー10、6、3 リオス
○ハン・イン 1、1、5 A.ディアス

 〈シンガポール 3ー1 チェコ〉
ジョウ・ジンイ ー8、9、ー6、ー9 マテロバ○
○ツォン・ジェン 10、9、9 トマノフスカ
○ウォン・シンルー 7、12、7 セブチコバ
○ツォン・ジェン 6、4、7 マテロバ

●男子決勝トーナメント1回戦
 〈韓国 3ー0 ポーランド〉
○趙勝敏 8、9、8 クルチツキ
○張禹珍 8、2、11 レジムスキ
○趙大成 8、13、10 クビク

 〈香港 3ー0 エジプト〉
○呉柏男 3、7、8 エル-ベイアリ
○黄鎮廷 5、10、9 アブデル-アジズ
○林兆恒 ー11、4、3、ー8、7 マグディ

 

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