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世界卓球2022

グループリーグのドローが決定。日本男子は香港、日本女子は東欧3カ国と同グループに

 30日より開幕する世界選手権のドロー抽選会が日本時間17時から行われ、グループリーグの組み合わせが決定。今回は女子の代表選手が男子のドロー、男子の代表選手が女子のドローのくじを引く形式で抽選が行われ、日本からは早田ひなが出席した。各グループの振り分けは下記のとおり。

香港男子のドローは、早田が日本男子のグループ3を引き当てた

【男子】

グループ1:中国、スロベニア、アメリカ、プエルトリコ、タイ

グループ2:ドイツ、フランス、インド、カザフスタン、ウズベキスタン

グループ3:日本、香港、ルーマニア、イラン、ハンガリー

グループ4:韓国、エジプト、チェコ、カナダ、サウジアラビア

グループ5:スウェーデン、イングランド、オーストラリア、ポーランド

グループ6:ブラジル、ポルトガル、デンマーク、スロバキア

グループ7:チャイニーズタイペイ、クロアチア、ベルギー、シンガポール

 

 第3シードの日本はチームランキング12位の香港と同グループに。香港はエースの黃鎮廷にかつての勢いがないものの、林兆恒、呉柏男といった若手が力をつけており嫌な相手だ。また、元ヨーロッパ選手権2位のO.イオネスクを擁するルーマニア、アラミヤン兄弟率いるイランも簡単に勝たせてくれる相手ではない。

 丹羽孝希の欠場により、張本智和を除く3人が世界選手権団体戦初出場というメンバーで2大会ぶりのメダル獲得に挑む今大会の日本男子。第3シードといっても油断はできず、目の前の一戦一戦に集中し、まずはグループリーグ1位通過を目指したい。

 他のグループで注目はグループ2。オフチャロフ、ボル、フランチスカが揃って欠場となったドイツは、フランス、インドとグループリーグで対戦することとなった。フランスもゴーズィが欠場となったが、急成長を遂げたルブラン兄弟、元ヨーロッパ王者のルベッソンのラインナップは強力。インドもグナナセカランをはじめ、くせ者揃いだ。

MCを担当したアダム・ボブロウに、大会への抱負を語るチウ・ダン

 また、充実のメンバーが揃ったスウェーデンのグループ5にはイングランドが入った。イングランドは今大会、ドリンコールが欠場。エースのピッチフォード、2番手のウォーカーは上位勢とも勝負できるが、3番手のマクバースはガクッと力が落ちる。同じくグループ5に入ったポーランドもエースのディヤスを欠いており、前回の3位を越える成績を狙うスウェーデンにとっては、上々のドローと言えるだろう。

会場の大型ビジョンに表示されたスウェーデン男子のメンバー。経験豊富なベテランと勢いのある若手が揃った

 

 

【女子】

グループ1中国、アメリカ、プエルトリコ、カナダ、マレーシア

グループ2:日本、ハンガリー、ポーランド、スロバキア、ウズベキスタン

グループ3:香港、ブラジル、フランス、イタリア、南アフリカ

グループ4:韓国、シンガポール、タイ、ルクセンブルク、イラン

グループ5:ドイツ、エジプト、インド、チェコ

グループ6:ルーマニア、チャイニーズタイペイ、スウェーデン、ポルトガル

 

 前回大会まで3大会連続準優勝の日本女子は今大会も第2シード。東欧3カ国とウズベキスタンがグループリーグの対戦相手となった。チームランキング52位のウズベキスタンは問題ないとして、ハンガリー、ポーランド、スロバキアにも中国からの帰化選手はおらず、駒が揃っているとも言い難いだけに日本にとっては組みやすい相手か。今大会は伊藤美誠と早田ひながツインエースとしてチームを引っ張るが、木原美悠、長﨑美柚、佐藤瞳の3人もグループリーグで積極的に起用されそうだ。

モーレゴードがドローを行い、日本女子のグループ2にハンガリーが入ってきた

 そして女子で「死のグループ」となったのはグループ6。チームランキング6位のルーマニアのグループに、同7位のチャイニーズタイペイが入ることとなった。カットのベリストロムと力をつけているシェルベリを擁するスウェーデン、ユ・フとシャオ・ジエニの揃うポルトガルも侮れず、混戦が予想される。

 東京五輪で銅メダルを獲得した香港のグループ3にドローされたフランスも面白い存在。フランスはユエン・ジアナンとパヴァデの2人を2点起用すると思われるが、ユエン・ジアナンが2点を奪うことができれば、第3シードの香港撃破も狙える。

ドローに出席した男女3名ずつの選手たち。陳幸同(左から3番目)と梁靖崑(右から3番目)が中国選手として初めて大会に登場

 

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