島根の明誠高1年の岸 凛。母は2001年世界選手権女子ダブルスメダリストの川越真由。父は女子ジュニアナショナルチーム監督の岸卓臣。ベンチには母が入っていた。全日本ジュニアに出るのは今回が初めてだが、緊張よりも楽しみだったと言う。
ジュニア女子1回戦、1ゲーム目を17−19というスコアで落とし、1−3で敗れ、全日本初勝利とはならなかった。
「全日本に出るのは初めてで、挑戦者の気持ちで頑張ろうと思いましたが、最初は自分のプレーができませんでした。4ゲーム目の最後のところでは自分のプレーもできたけど、負けてしまいました。次の大会では最初から自分の得意なプレーができるようにしたい。緊張よりも、こんな大きな大会でプレーできる楽しみのほうがありました。でも負けちゃった…」と悔しさをにじませた。
「お母さんは有名な人(世界メダリスト)だけど」と問うと、「いつもは普通です(笑)。怒られることはあります。そういうときは怖いけど……最近はあまり怒られない」と微笑んだ。
●ジュニア女子1回戦
阿部愛未(明豊高/大分)17、8、−11、8 岸 凛(明誠高/島根)
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