11月24日、アメリカ・ヒューストンにおいて国際卓球連盟(ITTF)の年次総会(AGM)が開催され、ITTFの新会長にペトラ・ソーリング(スウェーデン)が選出された。ITTF史上初の女性会長の誕生で、ロロ・ハマランド(1994~1995年)以来、スウェーデン人としては2人目のITTF会長となった。
今回の会長選は、トーマス・バイカート会長(ドイツ)が立候補を見送り、会長への立候補者は同氏のみという中、AGMにおいて226の加盟団体代表者によって選出された。任期は4年で、再選は2回までとなる。
「この役職に選ばれたことを大変光栄に思います。卓球ファミリーの親愛なる友人や同僚の皆様に感謝します。私は皆様ひとりひとりのための会長になりたいと思っています。これから、私は皆様のために、そして、皆様と一緒に働きます。ITTFを率いるという私の使命を達成するため、皆様の声に耳を傾けていきます」(ペトラ・ソーリング)
20年にわたり卓球界での活動に携わってきた同氏は、2009年にITTF執行委員会のメンバーに選出され、パラ部門、持続可能性への取り組みの強化などを担当。2013年には財務担当執行副会長に就任するなど、精力的にITTFでの活動に尽力していた。なお、スウェーデンでは不動産業界でも成功を収めている。
「執行委員会と協力して、226の加盟団体に貢献することを楽しみにしています。“Table Tennis. For All. For Life. Forever”」(ペトラ・ソーリング)
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