昨年の3月に名門・東京富士大の卓球部が休部になり、それにともない3人の卓球部員が兵庫県の芦屋大に編入した。そのうちのひとり、女子シングルスで3回戦まで進んだ森田真綾は惜しくも、JR北海道の杉渕栞に敗れた。
「久しぶりに(5年ぶり)全日本に出て、たくさんの方に応援していただいて、幸せな気持ちで試合できました。(東京富士大の)西村卓二監督にも会って、『思い切ってやれ、頑張ってこい』と言われました。
環境も変わりましたが、まず関東と関西では卓球が全然違います。関東では思い切ってガンガン攻めるような卓球ですが、関西はラリーになることが多いので、それに食らいついていってる感じです。
東京富士大から3人が芦屋大に編入していて、3人で芦屋大を盛り上げようとしています。久しぶりの東京も懐かしいですね」。敗れた直後だったが、森田にはやり切った笑顔があった。
●女子シングルス3回戦
杉渕栞(JR北海道/北海道) 8、6、-8、7 森田真綾(芦屋大/鳥取)
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