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全日本卓球2024

ジュニア男子はベスト8が決定。快進撃を見せた小学6年・大野颯真はベスト16でストップ

1月28日まで東京体育館で開催中の全日本選手権。大会2日目の今日(23日)は男女シングルス1回戦とジュニア男女の2〜5回戦までが行われ、ジュニアの部で早くもベスト8が出そろった。

第1シードで優勝候補筆頭の松島輝空(木下アカデミー)は圧倒的な強さで持田陽向(愛工大名電中)に完勝し、ベスト8進出。第2シードの坂井雄飛(愛工大名電高)は、黒田昌秀(出雲北陵中・高)に苦戦しながらも最後はきっちりと勝利を収め、明日行われる準々決勝に駒を進めた。

やや規格外とも言える強さで準々決勝進出を決めた松島

 

その他、男子ジュニア5回戦の記録は下記のとおり

●ジュニア男子5回戦(ベスト8決定戦)
松島輝空(木下アカデミー) 5、5、4  持田陽向(愛工大名電中)
菅沼翔太(愛工大名電高) 9、5、9 櫻井颯良(松商学園高)
小野泰和(出雲北陵中・高) 5、8、8 鈴木柊平(遊学館高)
渡部民人(星槎中) 6、-9、11、9 北村悠貴(白子高)
吉山和希(岡山リベッツ) 2、8、24  久保賢輔(希望が丘高)
岩井田駿斗(野田学園中) 10、7、6 大野颯真(木下アカデミー)
岡本翼(木下アカデミー) 10、4、3  松島翔空(高取台中)
坂井雄飛(愛工大名電高) 7、7、-7、3 黒田昌秀(出雲北陵中・高)

また、今年のインターハイでシングルスベスト16入りを果たしている谷本拓海(育英高)を破るなど、快進撃を見せた小学6年の大野颯真(木下アカデミー)は、5回戦で同じ鹿児島県出身の岩井田駿斗(野田学園中)に敗れた。大野は試合後、「(岩井田戦では)レシーブで自分のラリーに全然できなかった。目標はベスト8でしたが、16で負けてしまったので努力が足りなかった」と悔しさをにじませた。

小柄だが、ラリー力の高い大野

大野に勝利し、準々決勝に駒を進めた岩井田

またジュニアの試合を振り返り、「3回戦の谷本さんには1回も勝ったことがなかったけど勝つことができて4回戦もしっかりと自分のプレーができたのはうれしいです」と手応えも口にした。

昨年から身長は5cm伸び、現在147cmという大野。目標としていたベスト8にわずかに届かなかったが、体格差のある選手に対しても怯(ひる)まず果敢に攻め続け、岩井田戦でも互角のラリーを展開して見せた。大野は明日(24日)自身にとって初戦となる男子シングルス2回戦で前出陸社(中央大)と対戦する。一般の部でも快進撃なるか、注目だ。

 

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