全日本卓球2024
ジュニア男女は5回戦までが終了し、ベスト8が決定。女子5回戦の結果は下記のとおり。
●ジュニア女子5回戦
張本美和（木下アカデミー） 4、8、5 新谷莉央（ミキハウスJSC）
遊佐美月（愛み大瑞穂高） -7、8、8、9 青木咲智（四天王寺高）
上澤杏音（香ヶ丘リベルテ高） 10、9、9 山室早矢（桜丘高）
髙森愛央（ミキハウスJSC） 7、11、6 山本真愛（四天王寺高）
萩原怜奈（四天王寺高） 7、8、5 篠原夢空（香ヶ丘リベルテ高）
面手凛（山陽学園高） -12、5、-9、7、5 伊藤詩菜（四天王寺高）
兼吉優花（四天王寺高） 7、4、5 附田美瑠姫（青森商業高）
竹谷美涼（貝塚第二中） 10、10、-13、-9、8 小塩悠菜（星槎中）
ベスト16のうち、ミキハウスJSCと四天王寺高、貝塚第二中と香ヶ丘リベルテ高の大阪勢が10枠を占めたジュニア女子。ベスト8にも大阪から5名が進出する結果となった。
2連覇を狙う張本は3試合連続となるストレート勝利で危なげなくベスト8入り。その一方、昨年準優勝の小塩、同3位の篠原がベスト16で姿を消した。小塩は自身と同じ中学3年の竹谷にゲームカウント0-2とリードされながらフルゲームまで持ち込んだが、最後は逃げ切られて敗戦。篠原は萩原に先手を奪われる展開が続き、攻勢に回ってもミスが目立ってストレートで敗れた。
快勝で準々決勝へ進んだ張本。2連覇へ向けて勢いは止まらない
前回3位の篠原を破った萩原
また、昨年のインターハイで1年生にして女王となった青木も遊佐に1-3で敗戦。1ゲームを先行した青木だったが、遊佐は台から少し距離を取り、緩急をつけたラリーで応戦。2～4ゲーム目も点数では競り合ったが、勝負所の1本を遊佐が奪ってベスト8入りを決めた。
遊佐、会心の勝利に笑顔満開
インハイ女王の青木は5回戦で姿を消した
上澤は前回大会ベスト8の山室のカットを打ち切って攻略。髙森は先輩の山本を相手に積極果敢な攻めを見せてストレートで勝利。面手は伊藤から逆転勝利で2年ぶりの準々決勝進出を果たした。そして両面表ソフトのカット型・兼吉はダークホースとなりそうな存在。明日は小塩を破った竹谷と対戦する。
昨年は選抜、インハイと学校対抗で大活躍の兼吉。両面表ソフトから繰り出す変化は相手にとって脅威
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