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全日本卓球2024

赤江夏星、ノーシードから快進撃。「4回戦の壁」突破して初の8強入り!

大会もいよいよ終盤となった全日本選手権。本日行われた女子シングルス4~6回戦に出場した赤江夏星(デンソー)が4回戦で笹尾明日香(日本生命)、5回戦で安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)、6回戦で佐藤瞳(ミキハウス)を連破し、準々決勝進出を果たした。

●4回戦
赤江夏星 12、8、-10、10、12 笹尾明日香(日本生命)

●5回戦
赤江夏星 11、7、9、-8、-3、4 安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)

●6回戦
赤江夏星 6、9、-9、11 佐藤瞳(ミキハウス)

2022年の宇和島インターハイで横井咲桜、大藤沙月を退けて鮮烈な優勝を飾った赤江。昨年から実業団のデンソーでプレーし、日本リーグでは14勝1敗と大車輪の活躍を見せている。

そんな赤江だが、全日本シングルスでは4回戦進出が最高。スーパーシードとして挑んだ昨年の全日本では梅村優香(サンリツ)に敗れ、初戦敗退。今大会はノーシードで、1回戦からの出場となった。

赤江は、1・2回戦をストレートで勝利する好調な立ち上がりを見せ、3回戦ではスーパーシード常連の木村光歩(中国電力ライシス)を撃破。続く4回戦ではTリーグ・日本生命レッドエルフのチームメイトである笹尾と対戦し、男子並みの迫力ある打撃戦を各ゲームで展開。5ゲーム中4ゲームがジュースにもつれた大激戦を制し、見事4回戦突破を果たした。

4回戦、笹尾との激闘を乗り越えた赤江

笹尾との激闘を制して波に乗ると、5回戦では安藤にゲームカウント3-0から3-2に迫られたが逃げ切って勝利。さらに6回戦では、スピードと威力のあるドライブを連発して佐藤にカットの隙を与えず、攻撃に対しても「待ってました」とばかりにラリーに持ち込み、パワフルなドライブで得点につなげた。

赤江は、明日行われる準々決勝でパリ五輪の切符を手にした平野美宇(木下グループ)と対戦する。「4回戦の壁」を乗り越え、好調の波に乗る赤江の快進撃はどこまで続くのか、注目が集まる。

パワードライブが持ち味の赤江

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