男子ダブルス1回戦に今大会の最年長出場者となる48歳の光吉輝久男(高野口クラブ)が登場。佐伯慎一(高野口クラブ)とのペアで試合に挑んだが、勝利はならなかった。
●男子ダブルス1回戦
前島新太/住友祐介(近畿大/大阪商業大) 7、5、7 光吉輝久男/佐伯慎一(高野口クラブ)
48歳での出場もさることながら、光吉は2005年度大会以来、なんと18年ぶりの全日本出場。和歌山・初芝橋本高で外部コーチを務めており、現在卓球は指導が中心とのことで全日本予選にも10数年間出場していなかった。しかし、2年前に初芝橋本高OBでかつての教え子でもある佐伯から「ペアを組んでください」と誘いを受けて全日本予選に出場。2度目の挑戦で見事に全日本への切符をつかんだ。
2人は片面日本式ペンドライブ型の光吉と裏面打法も操る中国式ペンドライブ型の佐伯というペンドラペア。今日の試合ではシェークドライブ型同士の前島/住友を相手に積極的に仕掛け、ラリーで見せ場を作るも最後は押し切られてストレートで敗戦となった。
18年ぶりの全日本での勝利はならなかったが、試合後は「楽しくやれたと思います」とコメント。「(予選通過は)まさか出られるとは思っていなかった。たまたまです。やれることをやっていたら通過できた感じですね。(本戦出場を決めて)全日本、久しぶりやなあって」と全日本を振り返った。
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