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世界卓球2024

試合後に記念撮影とサインボール。日本女子と南アフリカのほっこりタイム

日本女子の1次リーグの第3戦の相手は、昨年世界卓球ダーバン大会(個人戦)が開催された南アフリカ。日本は木原美悠、平野美宇、早田ひなの3選手が出場し、木原と平野が11−0のラブゲームで第1ゲームを奪うなど力の差を見せて快勝した。

 

      日本 3−0 南アフリカ
◯木原美悠 11−0、11−3、11−6 パテル
◯平野美宇 11−0、11−1、11−1 サスマン
◯早田ひな 11−1、11−2、11−1 カラム

 

今大会初めての試合でいきなりラブゲームを見せた木原

 

木原の対戦相手のパテル

 

この第3戦が今大会初めての出場となった木原は1番に登場し、サウスポーのパテルを一方的に攻め立てた。3ゲームを戦って総失点数は9点。2番の平野は総失点数が2点。そして3番の早田も総失点数が3点と、日本は3試合の合計で取られた点数がわずか15点と圧勝した。

試合後に南アフリカチームから記念撮影を頼まれて日本チームは快諾。ボールを手渡されてサインもお願いされるなど友好的なシーンが続いた。

 

 

平野、早田ともに快勝した

 

試合後の3選手の囲みでのコメントは以下の通り。

Q 比較的力の差がある相手に対して、どんなことを意識して試合をしましたか?
木原 自分の得意のサービスだったり、レシーブの中でまあいろいろ試すこと。ミスしてもいろいろ試すっていう気持ちで臨みました。
平野 私も一緒で、すごく昨日苦しい試合だったんですけど、今日は自分のできることと、点数離れてる中でも、しっかり戦術を考えてするようにしました。
早田 このレベル(の選手)と試合すると、本当に負けない卓球をすれば、ほとんど点数を取られないっていうのはあります。でもやっぱり、それが自分自身の向上には繋がらないっていうか、やっぱり勝つ卓球だったりとか、より精度を上げていくためにリスクを負ってでも、やるときはやるっていうのが、そのバランスが結構難しい対戦ではあるんですけど、そういった部分がうまく試合の中でもできたかなっていう感じです。

Q 連日かなり遅い時間に試合が終わる。何時ぐらいに寝て、起きていますか?
早田 昨日が(AM)2時半ぐらいに寝て。でも寝るのはもうめっちゃ寝るんで。逆に言うと12時半ぐらいまで寝て、ご飯食べて、みたいな。
(平野と木原が目を見開いて驚く)
平野 木下は朝から練習なので。私は2時ぐらい寝たんですけど、10時に練習に来たので9時くらいには起きていました。

Q 昨日でヘトヘトだったのでは?
平野 朝の練習はちょっと・・・。
木原 2人で今日(練習)したんですけど、なんか疲れてそうやなって感じでした(笑)。

Q 昨日ちょっと魂抜けてましたもんね。
平野 (笑)でもお昼寝して、ちょっと元気になりました。

 

試合後に記念撮影をパチリ

 

レジェンド、水谷隼さんが試合後にインタビュー

 

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