大会4日目を迎えている世界選手権(団体戦)釜山大会。昨日の夜から今朝まで激しい雨が降っていた釜山も晴れ間が戻り、今日の最高気温は18度、最低気温も14度と暖かな気候の中で試合が行われている。ここでは会場での小ネタをピックアップして紹介していく。
■キミ(たち)の名は…in 釜山
今大会の公式マスコットキャラクターはカモメのルーピーとチョーピー。ルーピー(Loopy)は上回転をかける「Loop-shot」から、チョーピー(Chopy)は下回転をかける「Chop-shot」から名付けられている。
2つあるアリーナの名前も「ルーピーホール」と「チョーピーホール」。会場内にはルーピー&チョーピーショップも開設され、グッズを手に観戦する方の姿も。通路を歩いているとルーピーとチョーピーに遭遇することもある。また、会場だけでなく、釜山市内のさまざまな場所にルーピーとチョーピーのオブジェが置かれ、フォトスポットになっている。
王国取材班の宿泊するホテルからほど近い海雲台ビーチもそのひとつ。先日、ホテルで原稿を書いていたものの筆が進まず、気分転換に散歩に出かけると夜中のビーチで照明に照らし出される物体を発見。近づいてみるとルーピーとチョーピーでしたが、微笑みながら漆黒の海原に招いているようでなぜか怖かったです。
■テーマソングのMVに出ているのは…あの選手?
開会式には「韓国のマライア・キャリー」と呼ばれるシンガーソングライターのSohyangが登場し、大会テーマソングの「Win for you」を歌唱。その背後では同曲のミュージックビデオが流れているのだが、よく見てみると、その中で主役の卓球選手を演じているのは前回の2022年世界選手権団体戦に韓国代表として出場していた金娜英?気になって調べてみると、やっぱり金娜英で現役選手が選手役を演じていた。今大会の韓国代表からは外れているが、センターコートのテーブル1の大型スクリーンではたびたびミュージックビデオが流れており、映像の中から韓国代表にエールを送っている。
■選手たちが上を向く、テーブル1のベンチ
センターコートのテーブル1での試合中、ベンチの選手たちを撮影していると、なぜか視線を上に向ける選手が多数。理由はコートの真上に大型ビジョンがあり、ゲーム間などにそこでリプレー映像や他コートの途中経過が流れるため。中には大型ビジョンを見ている姿をカメラに抜かれて、「大型ビジョンを見つめる自分を大型ビジョンで見る」ことになった選手も。大型ビジョンを見ちゃう気持ち、コートサイドで撮影していてもわかります。
■メガネプレーヤーコレクション
最後は本当の本当に小ネタです。フランスのルブラン兄弟の他にもメガネプレーヤーを発見。これまで撮影した4選手をどうぞ。
ツイート