●男子第1ステージ
〈日本 3ー0 マダガスカル〉
◯張本智和 5、4、3 ラコトアリマナナ
◯篠塚大登 13、9、3 ラザフィナリボ
◯田中佑汰 1、7、5 ナティベル
日本男子、グループ5の最終戦であるマダガスカル戦は1時間ほどで勝負を決め、3ー0で快勝!
マダガスカルの選手たちはロングサービスを多用し、バックハンドのカウンターを積極的に狙うスタイル。2番で篠塚が対戦したラザフィナリボは昨年のITTFアフリカカップ3位、前陣のバックカウンターから中陣でのバックドライブ連打、後陣でのバックのしのぎまで、バックハンドの技術力はかなりのものだった。
しかし、やはり総合的な技術力では日本男子が数段上。サービス・レシーブでのコースの工夫や、ループドライブを交えた緩急にはうまく対応できず、ミスを連発。1ゲーム目に3回のゲームポイントを奪われた篠塚も、3ゲーム目は11ー3で決着をつけた。
3番の田中佑汰は、日本チームの男女を通じて最後の出場となった。初戦のナイジェリア戦でオーダーに名前を連ねたが、ナイジェリアが棄権していた。ようやく巡ってきた出場機会、出足の1ゲーム目からしっかり声を出し、対戦したナティベルのバックカウンターにも動じず。2ゲーム目は10ー7からバッククロスの3球目バックドライブ、3ゲーム目は10ー5のマッチポイントで、台上に浮いたあまいレシーブをフォアドライブでバックストレートに打ち抜き、あっという間に勝負を決めた。
日本男子は明日は試合がなく、練習での調整。グループリーグが終了した明日夜に決勝トーナメントのドローが行われる。日本男子、次なる戦いは2月21日の決勝トーナメント2回戦(ベスト8決定戦)。パリ五輪団体戦の切符をかけた大一番だ!
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