メインコートで行われた女子グループ6の香港(チームランキング6位)とオーストリア(チームランキング23位)の一戦は、格上の香港が意地を見せて3−1で勝利した。
●女子団体 第1ステージ グループ6
〈香港 3−1 オーストリア〉
朱成竹 -9、1、6、5 ポルカノバ◯
◯杜凱琹 4、7、4 ミシェク
◯李皓晴 5、7、6 リュウ・ジャ
◯杜凱琹 -5、10、8、-7、8 ポルカノバ
オーストリアは1番に世界ランキング25位のエース・ポルカノバを起用。朱成竹に1ゲームを奪われるも、2ゲーム目からはYGサービスと180cmの長身から繰り出される両ハンドでゲームの主導権を握ると、3-1で勝利。チームに流れをもたらす。
このまま良いリズムで押し切りたいオーストリアだったが、壁として立ちはだかったのが香港のエース・杜凱琹。2番でミシェクにストレートで勝利すると、その勢いのまま3番の李皓晴がベテランのリュウ・ジャをストレートで下し、香港が勝利に王手をかける。
4番はポルカノバと杜凱琹のエース対決。ここで悪い流れを断ち切りたいポルカノバは積極的に攻撃を仕掛けて1ゲームを先取するも、杜凱琹も意地を見せて勝負はフルゲームへ。バック対バックの打ち合いから杜凱琹が先にフォアへボールを送ることでポルカノバの体勢を崩そうとするも、手足の長いポルカノバはボールに食らいつき、すぐさままた五分のラリーに引き戻す。見応えのあるラリー戦となったが、最後は杜凱琹がポルカノバを振り切り、香港チームの勝利を決めた。
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