●ジュニア男子決勝
吉山和希 8、9、8 川上流星
ジュニア男子決勝はストレートで決着、今年度のチャンピオンは吉山和希!
一昨年は準決勝、昨年は決勝で同学年のライバル・松島輝空に敗れた吉山。今大会はその松島がジュニアを欠場し、吉山は決勝まで2ゲームしか落とさずに勝ち上がった。
決勝では川上のフォアサイドに低いハーフロングのサービスを集め、川上のフォアクロスへのループドライブでのレシーブ、バックで回り込んでのチキータをバックサイドに集めさせて、次々にカウンターで狙い打った。オールラウンドなテクニックを誇る川上だが、フォアサイドへのサービスやレシーブに対し、威力ある攻撃ができず、吉山が終始試合の主導権を握っていた。
最後は3ゲーム目、10−8のマッチポイントで、吉山のループドライブを川上がカウンターミス。大きく吠えた吉山はフロアに大の字になり、初優勝の喜びを全身で表した。ついに訪れた歓喜の瞬間だ!
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