過去2回優勝している戸上隼輔(井村屋グループ)がスーパーシードで登場。増本時祥(愛媛銀行)に対して完勝した。半シーズン、ドイツのブンデスリーガを経験し、余裕を感じさせるプレーだった。ちなみにベンチには自身のクラブ「オクセンハウゼン」のヘッドコーチであるボグダン・プグナが入っている。
★戸上隼輔の試合後のコメント
「1週間前にドイツから戻ってきて、時差も心配していたけど、良い練習ができました。今日できなかったこともありましたが、これからの試合に向けてプレーの幅を出していきたい。たとえば今まではチキータからのレシーブが多かったけど、フォアのレシーブやバックでのストップとか、相手と真逆の発想のレシーブも取り入れてやりました。それが今日は良かった。シモン(・ゴーズィ)、ウーゴ(・カルデラノ)のプレーを見たり、学んだり、時には聞いたりして磨いています。
ヨーロッパでは練習量は半分くらいですが、その中で彼らは強くなっているので、ぼくもその中で力を発揮できるようになっています。
髪は日本に帰ってきて、その日に髪を切りました。前の時に長くてヘルメットと言われて、うれしいわけないじゃないですか(笑)。逆に自分できれいに切りすぎた。おれ、才能あるでしょと言いたかった」
●男子シングルス4回戦
戸上隼輔(井村屋グループ/東京) 5、5、5、6 増本時祥(愛媛銀行/愛媛)
戸上は5回戦では谷垣佑真(愛知工業大)と対戦する。
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