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世界卓球2021

【世界卓球】第4シード・林昀儒はサウスポー対決に敗れてベスト32で終戦

●男子シングルス3回戦

林鐘勲(韓国) 9、8、-8、5、-6、-8、11 林昀儒(タイペイ)

 

 先ほどからスタートした男子シングルス3回戦。勝利するとベスト16入りとなるが、今大会第4シードの林昀儒がこのラウンドで姿を消した。

 林昀儒を破ったのは同じサウスポーの林鐘勲。Tリーグ1stシーズンには岡山リベッツで同僚だったこともある2人の対戦は、序盤から気合全開の林鐘勲が3-1とリード。林昀儒のバックハンドにも対応し、チキータから持ち味のパワフルな両ハンドドライブを叩き込んでいった。しかし、林昀儒も反撃。打ち気にはやってきた感のある林鐘勲に対して我慢のプレーでミスを誘い、最終ゲームまで持ち込む。林昀儒が先に10-9でマッチポイントを握るも決めきれず、林鐘勲が12-11と2度目のマッチポイントで得点を奪い、激闘を制してベスト16入りを決めた。

激闘を制し、林鐘勲が吼えた

フォアもバックもパワーあふれるボールを放つ林鐘勲

 

 林昀儒のブロックには中国選手がおらず、さらに昨日の2回戦でシードのファルク(スウェーデン)がカッサン(フランス)、荘智淵(タイペイ)がモーレゴード(スウェーデン)に敗れており、メダルをかけた争いはさらに白熱しそうだ。

林昀儒は初のメダル獲得を目指したが届かず

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