9月27日からスタートした、高新区体育センターでの会場練習。これまで中国選手は、昨日のドローに出席した女子の陳幸同しか姿を見せていなかったが、今日の朝からいよいよ「本隊」が登場した。
強い照明が照りつける中、メインコートで汗を流していたのは馬龍と樊振東。すでに33歳になった「レジェンド」馬龍は、以前よりもかなり体重を落とした印象だ。鉄壁のバックの攻守と、世界一美しいフォアドライブのスイングは健在。一方、樊振東は左ひざにテーピングをしており、体重は昨年のヒューストン大会時よりもやや増えた印象。1カ月余りの集合訓練を経て大舞台に乗り込んできたが、調整の具合はどうなのか。1ゲーム交代でゲーム練習で盛り上がるひと幕も。
一方、女子は東京五輪のゴールドメダリスト、陳夢の腰の状態が不安視され、練習前には入念にストレッチやマッサージを行っていた。メインコートで練習していた王曼昱と孫穎莎が、王曼昱が世界団体は2回目の出場、孫穎莎は初出場とともに経験値は低いが、東京五輪を経験しているだけに不安はなさそう。元気に練習で汗を流していた。
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