卓球王国 2024年3月21日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
全日本卓球2023

みまひなが女子複で新記録に挑む! 今大会の最年少&最年長出場者は? 2023全日本注目トピックス

 1月23日からスタートする天皇杯・皇后杯 2023年 全日本卓球選手権大会(一般・ジュニアの部)。卓球王国WEBでは今年も現地より大ネタ・小ネタを織り交ぜた速報をお届けしていく。今回は大会の注目トピックスをまとめて紹介。

 

【4連覇中の「みまひな」が新記録に挑む!】

新記録に挑む伊藤美誠/早田ひな

 前回大会の女子ダブルスで4連覇を達成した伊藤美誠(スターツ)/早田ひな(日本生命)。4連覇は同種目での最長タイとなる記録であり、4度目の優勝も同種目での最多タイの記録。今大会で優勝を達成するとともに記録を更新し、単独1位の記録となる。

 

ちなみに…〈女子ダブルス優勝回数TOP10〉

1位:伊藤美誠/早田ひな…4回

1位:神田絵美子/山下恵子…4回

1位:藤井寛子/若宮三紗子…4回

4位:佐藤富士子/山本千代子…3回

4位:松﨑キミ代/村上淑子…3回

4位:小野文子/鎌倉由美子…3回

4位:河野文江/大柿紫保…3回

4位:西飯美幸/西飯由香…3回

4位:小西杏/福原愛…3回

4位:平野早矢香/石川佳純…3回

※男子ダブルスの最多優勝記録は渋谷浩/松下浩二の7回

 

【早田ひな、史上5人目の三冠なるか?】

前回大会の女子シングルス決勝ではダブルスパートナーの伊藤に完敗

 前回大会で女子ダブルス、混合ダブルスを制し、女子シングルスでも決勝に進んだが、惜しくも準優勝で三冠を逃した早田ひな。今大会も3種目にエントリーしており、昨年逃した三冠達成に挑む。三冠達成となると男女通じて5人目(女子では4人目)の快挙だ。

 

【最年少は小学3年・9歳の松島美空】

今大会最年少出場者の松島美空

男子シングルス最年少出場者の柴田洸

女子シングルス最年少出場者の南芹那

 今大会の最年少出場者はジュニア女子に出場する松島美空(京都カグヤライズ)で9歳。大会初日の1回戦からの登場となる。松島は小学3年生ながら、全日本カデット13歳以下で2年連続ベスト16に入り、昨年は頂点に立った佐藤希未(貝塚第二中)をあと一歩まで追い詰めた。全日本ジュニアには初出場となるが、どこまで勝ち上がることができるか。

 ジュニア男子には5名の小学5年生が出場するが、その中で最も誕生日が遅いのが2012年1月26日生まれの小林右京(ピンテック)。10歳で大会を迎えることとなる。一般種目の最年少はともにシングルスに出場する柴田洸(STライトニング)と南芹那(洋野TTC)で11歳。小学5年生で県予選を勝ち抜いて一般への出場をつかんだ。

 

【健脚健在! 最年長は三田村宗明・41歳】

健在ぶりを見せている三田村宗明

 今大会の最年長出場者は男子ダブルスに出場の三田村宗明(リトルキングス)で41歳。全日本へは26回目の出場となる。男子シングルスの最年長者は三田村と同学年の勝健真(緑の館)で大会時40歳。女子の最年長は単複に出場の荻原直子(円山クラブ)で37歳。兄の典和(北海道アスティーダ)も40歳で男子シングルスに出場する。

★全日本卓球2023現地リポート特設ページはこちら

関連する記事