大会4日目に行われた男女ジュニア決勝。男子は最後のジュニア出場となる高校2年の萩原啓至(愛工大名電高)が松島輝空(木下アカデミー)を下して初優勝。
女子も、中学2年の張本美和(木下アカデミー)が同級生の小塩悠菜(星槎中)を下して初優勝を飾った。
●萩原啓至
(ジュニアでの優勝は)ずっと目標にしていたし、最後の年で優勝できて良かったです。
全日本が始まる前は気持ちの整理がつかず不安になる時もありましたが、そこで折れずにジュニアの優勝だけを考えてきました。
決勝の最終ゲームでは最後のゲームだと思わないように、自分のやるべきことと監督の言ったことを大切にして、最後の一点はサービスを出す時にはフォアで回り込むことを決めて、「やるしかない」と思って打ち込みました。
自分はフォアハンドが得意なので、これからはバックハンドを強化していきたい。
この優勝を糧に世界に飛び立っていきたいし、世界卓球や五輪も夢ではないと思うので、それに向けて頑張っていきたいと思います。
●張本美和
優勝できてうれしいですし、今はほっとしています。
負けられないなという気持ちもありましたが、それでも向かっていく気持ちを忘れずに頑張ることができました。
(決勝の)1ゲーム目は自分のミスや相手のラッキーボールが重なり落ち着きのないプレーが続いてしまった。それが2ゲーム目の中盤まで続いてしまっていたけど、そこから戦術などを切り替えられたのが良かった点だと思います。
女子シングルスでの目標は優勝。相手はみんな強い選手なので、向かっていく気持ちを忘れず頑張りたいと思います。
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