●男子シングルス6回戦
篠塚大登(愛知工業大) 9、−8、6、13、−10、10 吉村真晴(TEAM MAHARU)
ベテランの吉村真晴と急成長の篠塚大登の一戦は、6回戦屈指の好ゲームに!
お互いに守っていては点が取れない展開。1ゲーム目の出足から篠塚は積極的に攻め、吉村も先手を取ろうとするが、篠塚が11-9で先取。2ゲーム目は競り合いを吉村が制し、全く互角の展開となる。
3ゲームを篠塚が取り返し、4ゲーム目に吉村は終盤で逆転して10-9でゲームポイント。吉村が篠塚をロビングに追い込み、10ー10に並ぶかと思われた場面で、篠塚のロビングがエッジボール。そのボールを吉村はなんとか拾ったが、結局このラリーを取り切れず、篠塚が15ー13でゲームを奪う。この4ゲーム目が勝敗を分けた。
5ゲーム目は10-10から吉村が決死の攻撃。最後は中陣からのバックドライブを振り抜き、12-10で取り返した。6ゲーム目もジュースまでもつれる中、最後は吉村のチキータがオーバーミスとなり、篠塚が勝利をもぎ取った。何度も観客のどよめきを誘った、紙一重の大激戦だった。
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