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全日本卓球2023

新進気鋭の横井咲桜、準決勝進出を果たす

●女子準々決勝
横井咲桜(四天王寺高)-2、6、6、-9、9、6 出雲美空(サンリツ)

昨日(27日)行われた女子シングルス6回戦で、第1シードの伊藤美誠(スターツ)を破って勝ち上がってきた横井咲桜(四天王寺高)は、本日行われた準々決勝で出雲美空(サンリツ)を4-2で破り準決勝進出を決めた。

パワードライブが冴えた横井。出雲の変化のあるボールに対しても、ためらわずに振り抜いた

1ゲーム目、横井が持ち味である両ハンドドライブで攻めるも、出雲のカウンタースマッシュが次々に決まり、まずは出雲が先取。第2ゲームは回転量豊富なドライブでうまく出雲のミスを誘った横井が奪い返す。

勢いに乗った横井が第3ゲームを奪うも、第4ゲームでは出雲が要所でカウンターを決めて9点で逃げ切る。横井も負けじとパワードライブで出雲を揺さぶり、第5ゲームを9点でもぎ取ると、第6ゲームも序盤から横井が思い切りのいいドライブを連発しリードを広げる。

バック面に表ソフトを貼る出雲は、ラケットを反転させ表ソフトのフォアスマッシュで得点を狙うなど、なんとか勝機の糸口を探ろうとしたが、それでも流れを引き寄せられず、横井に軍配が上がった。

得意のカウンタースマッシュで横井を追い詰めた出雲

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