全日本卓球2023、4日目の朝イチの試合は女子ダブルス4回戦。5連覇を狙うスーパーシードの伊藤・早田にとっての初戦となったが、早稲田大のエースペアである黒野・中島に付け入る隙を与えず完勝、ベスト16に駒を進めた。
守備力に定評のある早稲田大のカットペアだが、出足から伊藤・早田は安定したカット打ちでリードを奪う。中島のバック面のアンチラバーには不慣れなはずだが、ミスなく着実につなぎつつ、ミドルへの決定打を決めていく。黒野・中島も攻撃の機会をうかがい、何本かカウンターも見せたが、カットへの圧倒的な自信を感じさせる伊藤・早田が盤石の勝利となった。
●女子ダブルス4回戦
伊藤美誠/早田ひな(スターツ/日本生命) 6、3、6 黒野葵衣/中島彩希(早稲田大)
●女子ダブルス4回戦 その他の結果(抜粋)
佐藤瞳/橋本帆乃香(ミキハウス) 7、5、7 矢島采愛/長部心奈(正智深谷高)
森田彩音/野村萌(デンソー) 5、8、-9、6 森薗美咲/船場清華(FPC/専修大)
小畑美月/菅澤柚花里(デンソー) 6、-8、14、4 玉石美幸/玉石幸穂(エクセディ)
※平野美宇/石川佳純(木下グループ/全農)は棄権
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