卓球王国 2024年12月20日 発売
バックナンバー 定期購読のお申し込み
インターハイ2022

女子競技1日目・学校対抗でベスト16が決定。編集部注目は「潜入ルポDXダービー」

 昨日をもって男子種目がすべて終了し、今日からは女子種目がスタート。女子競技1日目は、学校対抗1・2回戦が行われ、ベスト16が出揃う。

 

【8月4日競技スケジュール】

9:00~ 女子学校対抗1回戦

12:00~ 女子学校対抗2回戦

 

 男女通じて史上最長の学校対抗9連覇がかかる四天王寺は2回戦からの登場。徳島城南と敬徳の勝者と対戦する。地元・愛媛代表の済美も2回戦からの登場で、対戦相手は盛岡第二と鎮西学院の勝者。そしてもう一校の愛媛代表は、開催地・宇和島の宇和島東。1回戦で富山商業との試合に挑む。

 1回戦でも強豪の札幌大谷と希望が丘が激突するなど注目カードは多数。その中で王国編集部の注目は敦賀vs.粉河の「潜入ルポDXダービー」。この数カ月の間に弊誌の人気ページ「潜入ルポDX」の取材でお邪魔した両校(敦賀:2022年7月号掲載、粉河:2022年9月号掲載)が、1回戦で対戦することとなった。

 敦賀・坂田耕監督、粉河・谷口陽一監督はともに筑波大卓球部OBということもあり、よく練習試合も行う間柄。それも知りつつ組み合わせ抽選の配信を見ていたら、他の1回戦のカードが次々決まっていく中、粉河の対戦相手がなかなか決まらない。そして46番目にくじを引いた敦賀・大下みさ紀主将が引き当てたのは粉河との対戦。勝手に奇跡と思っているこの対戦カード、ぜひ注目してみてほしい。

 

【今日の宇和島レポート】

 女子学校対抗に出場する宇和島東は会場の宇和島市総合体育館からもほど近い位置にあり、今大会の練習会場にもなっている。1949年に宇和島第一と宇和島商業が統合されて宇和島東としての歴史がスタートした。

 宇和島東野球部は1988年の選抜高等学校野球大会で初出場・初優勝の快挙を達成。ヤクルトスワローズを経て、メジャーリーグでも活躍した岩村明憲をはじめ、多数のプロ野球選手を輩出している。選抜優勝時に監督を務めていた上甲正典(故人)は後に、こちらも今大会の女子学校対抗に出場する済美でも野球部監督を務め、選抜初出場・初優勝に導いている。

関連する記事