卓球王国 2022年8月22日 発売 vol.305
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インターハイ2022

タイムアウトで流れが一変。鈴木颯/萩原啓至が大逆転でダブルス制覇!

 インターハイ男子ダブルス、優勝は鈴木颯/萩原啓至(愛工大名電)。決勝はゲームカウント0-2まで追い込まれながら大逆転で優勝を手にした。

 

●男子ダブルス準決勝

鈴木颯/萩原啓至(愛工大名電) 3-2 杉浦大和/佐藤卓斗(出雲北陵)

徳田幹太/木方圭介(野田学園) 3-0 吉山僚一/中村煌和(愛工大名電)

●男子ダブルス決勝

鈴木颯/萩原啓至 3 (5-11、9-11、11-8、11-8、11-6) 2 徳田幹太/木方圭介

 

 まず、決勝に進んだのは徳田/木方。序盤から先輩の徳田が声を出して木方をリード。ミスが目立つ場面もあった木方だが、徳田に引っ張られて勝負どころで思い切りの良い攻めを見せ、ストレートで吉山/中村を振り切った。愛工大名電ペアは後半で中村にミスが続くなど、最後まで流れに乗れなかった。

 準決勝もうひと試合はフルゲームにもつれるも、最後は鈴木/萩原に軍配。鈴木/萩原が幸先よく2ゲームを連取するも、杉浦/佐藤が3ゲーム目のタイムアウト後に息を吹き返し、4ゲーム目は鈴木/萩原のマッチポイントのしのいで最終ゲームへ。しかし、5ゲーム目は鈴木/萩原があまいボールを見逃さず、次々と一発で仕留めていって勝利。決勝へと駒を進めた。

 

 決勝序盤は徳田/木方がスパーク。台上のボールから積極的にバックドライブをしかけ、次々に得点。1ゲーム目を序盤のスパートで奪うと、2ゲーム目は終盤まで点差が離れなかったが、最後に徳田/木方が決めて優勝に王手をかける。

序盤は木方が大スパーク

 

 3ゲーム目も徳田/木方が5-2とリードし、鈴木/萩原がたまらずタイムアウト。これで流れを止めた鈴木/萩原はタイムアウト明けから7本連取で逆転し、なんとか3ゲーム目を奪い返す。4ゲーム目は終盤まで競るも、最後は鈴木/萩原がきっちり奪って最終ゲームに持ち込んだ。

徐々にプレーの精度が増していった鈴木/萩原

 

 こうなると流れは鈴木/萩原に。5ゲーム目は一気に7-0まで得点を離して勝負あり。徳田/木方もスーパーラリーを制すなど追い上げを見せたが、最後は11-5で鈴木/萩原に凱歌。タイムアウトで流れを止めた鈴木/萩原が大逆転で優勝を決めた。

ゲームカウント0-2からの大逆転に歓喜の抱擁

表彰式で今枝監督と

 

愛媛出身の徳田は地元でのタイトル獲得にわずかに届かず。学校対抗、シングルスでのリベンジに期待

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